ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

DANNY KORTCHMAR and IMMEDIATE FAMILY @ 渋谷タワレコ

2019-05-16 18:18:58 | インストアイベント
5月15日、タワーレコード渋谷店にて、Immediate Family のインストアライヴを観てまいりました。Immediate Familyとは、ダニー・コーチーマーとその旧友達のバンド。LA界隈を中心に数々の名盤に携わってきた、名うてのセッションマン達が一堂に会したその豪華メンバーは以下の通り。

Danny Kortchmar / ダニー・コーチマー (Guitar, Vocals)
Russ Kunkel / ラス・カンケル (Drums)
Leland Sklar / リーランド・スクラー (Bass)
Waddy Wachtel / ワディー・ワクテル (Guitar, Vocals)
Steve Postell / スティーブ・ポステル (Guitar, Keyboards, Vocals)


ですが、今回はインストアということもあり、貴重なアコースティックセッション。ダニー、ワディー、スティーブがアコギを持ち、ラスはパーカッションを叩く。

まずは自己紹介を兼ねたトークセッションから。それぞれが最近リリースしたソロ作の話など、和気あいあいとした雰囲気。

そしてお待ちかのねのアコースティック・ライヴ。ダニーによるジョー・ママ時代の名曲「Machine Gun Kelly」からスタート。ブルージーなレゲエ風アレンジといった感じ。ワディー・ワクテルのスライド・ギターが良い味わいでした。2曲めは、ワディーの最新ソロ作に収録されているスロー・ナンバー「Easier」。まさか、ここでワディーの曲が聴けるとは思いませんでした。哀愁ある、優しげなワディーの歌声が印象的でした。そして最後はジャクソン・ブラウン「Somebody's Baby」。この曲は、ジャクソン・ブラウンとダニーの共作。ジャクソン・ブラウンが歌う原曲はかなりポップな印象ですが、ここではアコースティック・セットなだけあり、よりカントリー・ロック、フォーク・ロックな佇まいで格好良かった!フロント3人のハーモニーも爽やかでした。

たったの3曲と、短い時間ではありましたが、軽やかさのなから深みがしみるような、アコースティックならではの極上グルーヴを堪能いたしました。それに、実は開演前に、リハを本番の倍以上の時間をかけてやっていたので、たっぷり聴いた感もあったり。

そして、ライヴの後はお楽しみのサイン会。私も緊張しながらメンバー全員からサインを頂きました。相変わらず「サンキュー」しか言えませんでしたか、みなさん笑顔で、とても良い雰囲気でした。