KELLY JOE PHELPS / BROTHER SINNER & THE WHALE
インストア・イベント観覧記その12 ケリー・ジョー・ヘルプス@渋谷タワーレコード
随分と前の話になってしまいましたが、7月22日、渋谷タワーレコードにてケリー・ジョー・ヘルプスのインストアライヴを観てまいりました。
新作「BROTHER SINNER & THE WHALE」正式発売直前の来日。発売直前とはいえ、この日の渋谷タワレコでは既に販売してましたけどね。前作はギター・インスト作でしたが、今作は歌も歌ってますし、伝家の宝刀スライド・ギターもたっぷり弾いています。この日のインストア・ライヴは、この新作から数曲。5曲ぐらいでしたかね? 帽子に髭を蓄え、ラフな格好で登場したケリー・ジョー・ヘルプス。繊細且つ暖かい音色で紡がれるアコースティック・ギター。複雑に絡むリズムをしっとりとした弾力で弾きこなす右手のフィンガリングの安定感が、ブルース、カントリー、トラディショナルなどに対するケリー・ジョーならではの深い咀嚼力を醸す。抑制の効いた歌声からはエモーショナルがじわりと滲みてくる。素晴らしいの一言でしたね! リゾネーター・ギターを使ってのスライド使いも堪らないものがありました。
ライヴ終了後はお待ちかねのサイン会。私もこの最新作を購入し、サインを頂きました。それが下の写真なんですが、なんて言うか、奥ゆかしいと言うか、控えめというか…。もっと堂々と大きく書いてくれれば良いのに~、と思ったり。
ケリー・ジョー・ヘルプスの最新作「BROTHER SINNER & THE WHALE」は素晴らしいアルバムです。装飾性はいっさいなく、地味な作品と思われがちかもしれませんが、聴けば聴く程に彼のギターが雄弁に語りかけてくるかのよう。そんな彼の世界に溶け込むスライド・ギターの音色がまた滲みる。人間的であり、その一方で魔法のような作品。もちろん歌声も味わい深い。
インストア・イベント観覧記その12 ケリー・ジョー・ヘルプス@渋谷タワーレコード
随分と前の話になってしまいましたが、7月22日、渋谷タワーレコードにてケリー・ジョー・ヘルプスのインストアライヴを観てまいりました。
新作「BROTHER SINNER & THE WHALE」正式発売直前の来日。発売直前とはいえ、この日の渋谷タワレコでは既に販売してましたけどね。前作はギター・インスト作でしたが、今作は歌も歌ってますし、伝家の宝刀スライド・ギターもたっぷり弾いています。この日のインストア・ライヴは、この新作から数曲。5曲ぐらいでしたかね? 帽子に髭を蓄え、ラフな格好で登場したケリー・ジョー・ヘルプス。繊細且つ暖かい音色で紡がれるアコースティック・ギター。複雑に絡むリズムをしっとりとした弾力で弾きこなす右手のフィンガリングの安定感が、ブルース、カントリー、トラディショナルなどに対するケリー・ジョーならではの深い咀嚼力を醸す。抑制の効いた歌声からはエモーショナルがじわりと滲みてくる。素晴らしいの一言でしたね! リゾネーター・ギターを使ってのスライド使いも堪らないものがありました。
ライヴ終了後はお待ちかねのサイン会。私もこの最新作を購入し、サインを頂きました。それが下の写真なんですが、なんて言うか、奥ゆかしいと言うか、控えめというか…。もっと堂々と大きく書いてくれれば良いのに~、と思ったり。
ケリー・ジョー・ヘルプスの最新作「BROTHER SINNER & THE WHALE」は素晴らしいアルバムです。装飾性はいっさいなく、地味な作品と思われがちかもしれませんが、聴けば聴く程に彼のギターが雄弁に語りかけてくるかのよう。そんな彼の世界に溶け込むスライド・ギターの音色がまた滲みる。人間的であり、その一方で魔法のような作品。もちろん歌声も味わい深い。