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ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「やる気」が持続しない。それもケン太。

2021-01-10 23:57:37 | 思うこと
今日、ケン太がハンバーガーの写真を見せにきました。

「美味しそうでしょ?」
確かに~厚みのあるお肉のハンバーグで美味しそうです。

「この店ね。今月、閉店するんだよ。すんごく美味しいんだけどな。残念」と。

コロナ閉店のようです。
緊急事態宣言のダメージ、厳しいですね。
駅前のレトロな喫茶店も、気が付いたら閉店していました。
そこの昔ながらのナポリタンがとても美味しかったのに。やっぱりショックです。
他のお店は大丈夫かな?
なんとか、持ちこたえてくれますように・・・


昨日、「勉強」のことを書きましたが、
あれだけ中学受験に熱が入っていたのに、あのような考えに変わるわけですから、
不登校の経験って、凄い影響力があるんだなって改めて思います。

その子によるかもしれませんが、ケン太は学校から遠ざかってしまうと
勉強が全く手に付かなくなってしまうタイプでした。
主人は、学校に行かないのなら、家で勉強すればいいじゃないと言ってましたが、
そんなの無理だと思ってました。

ケン太の頭の中は、学校に行っていない自分で一杯だけど、考えても行けるわけじゃないので、
ゲームに没頭して考えないようにしていたんだと思います。

言い換えれば、それだけ学校に戻りたかったんだと思います。

中学で不登校になった時から、卒業するまで、一切、勉強しませんでした。
通信制高校に入るための、課題の作文を考えたくらいです。
それまで何もやらなかったケン太が、必死に文章を考えているのを見て、
やはり、高校には行きたいんだと、ここでも確信しました。

そして、晴れて通信制高校に通うようになった時、しばらくは
「俺、まだ授業に穴を開けていない」と、授業を真面目に聞いていました。
当時のノートも丁寧にきれいな字で書いていました。

学校に行けるようになったら、こんなに変わるんだ!って思いましたよ。
出だしはよかったんですが、すぐ気が緩むケン太。
そこから、ボロボロと崩れてしまったわけですが・・・

学校に行っているのに、やらなくなるというのは、これが本来の姿なんですね。
気が緩んでしまうのも初めてではないので。

ケン太はやれば出来る子だと思いますが、
「やる」が持続しない。
それも、ケン太なんです。

それを受け止めなければならないなと思いました。

諦めとは違います。
やらせようとして、そうならなかった経緯がありますから。
反発して学校まで行かなくなってしまったので。

その経験があってこそ気付けたということです。
どんな経験も無意味なものはないですね。


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子どもの出来ない部分に目が行きがちですよね。

2021-01-10 00:49:06 | 思うこと
緊急事態宣言が出てから、ケン太はまっすぐ帰ってきています。
これまで何時に帰ってくるのか、ご飯は食べてくるのか、わからなかったのですが、
ここ数日は、ほぼ同じ時刻に帰ってきて、家でご飯を食べるので、私も楽です。

ただ、毎日、「今日のご飯、何?」「え~??それ、美味しい?」「この間、失敗したやつだよね。大丈夫?」
いちいち面倒なことを言ってきます
それ、どうにかならないかなと思いますが


今日、久々にカーブスに行きましたが、いつもより少し、少ない程度だったかな。
そんなに変わらなかったように思います。
ほぼ毎日、来ている人は一定数いて、その方たちは来ていました。
ある方が「だって、カーブスに来るのは、私の仕事なの。来ないとダメなの~」って言ってました。
生きがい?なんでしょうね。

コーチはマスクにフェイスシールドだし、消毒液も4カ所に置いてあって、皆さん、逐一、消毒されている。
空気清浄機も2台か3台?置いてあり、感染対策もばっちりだと思うので、気をつけながら、コロナに打ち勝つ、免疫力アップを目指して筋トレ、頑張ってほしいです。
って、他人事ではありませんね。私も頑張ります!


カーブスの帰り、友達と話したことですが、「勉強」のこと。

私が以前、別の友達から聞いた話ですが、
勉強嫌いで成績も悪く、入れる高校がなくて?通信に入学したという息子さん。
そこの通信は授業が午前中で終わるので、その後、バイトをしている子が多いのだとか。
でも、そのお母さんは、バイトに行ったら、ますます勉強できなくなると、バイトを禁止したそうです。

もう高校生ですよ。
勉強きらい。やりたくない・・・という子をどうして勉強で縛るかなぁ~
その子は大学に行くつもりはないようなので、それならば、バイトでしょ。
何が自分に向いているのか、バイトしてわかることもたくさんあると思うよ。
卒業したら、社会に出るのだから、その方向性を探る方にシフトした方がいいと思うけどな。
多分、単位制だと思うので、提出物さえ出していれば卒業できると思うし。

私がそういう話をすると、友達の反応はいつもいまひとつ

「でも、うちの子も勉強やる気が起きなかった時に、『もし、なりたい職業が見つかった時に、勉強していなくて、
断念せざるおえなくて、もっと勉強していたらと後悔するかもよ?そんな、後悔したくないよね?』と言ったら、うん。後悔したくないと。それで、やる気になったんだよね」

「わかるよ~
でも、それは、やれば出来る子への声掛けだと思うよ。
やれる子だから、やる気にもなるんだと思うし。
でも、多分、勉強嫌いでやりたくない子には響かない。
小学生ならまだしも、もう高校生だしね。大学も行く気ないし。
勉強しないと後悔する職業をそもそも求めてないと思う」

「確かに、勉強やれって言えるのも、小学生までだね。やらない子はやらないか。
やらせてやらなかったら、それ以上は言えないもんね」

「そうだよね。小学生の低学年なら、勉強のやり方がまだわからなかったり、習慣づけのためにも、
側についてあげたり、わからなかったら教えてあげたりしていいと思うけど、それでやらないのなら、仕方がないよね。
もう後は本人の問題だよね。高校生にもなって、親がやらせようなんて無理だよ」

そのような話をしたのでした。


親の心配ごとは、子どもの出来ない部分なんです。
どうしても、そこに目が行きがちです。
それはわかります。
本人が悩んでいるなら、一緒に考えて、どうしたらいいのか相談に乗ってあげていいと思います。

でも、そうでもない限り、親の無用な心配。親の価値観でしかないんです。

勉強をやらない子は学生時代、苦労するかもしれません。
でも、社会に出ても、苦労しますか?

勉強をどうしたらさせることができるのだろう・・・
その思いに囚われすぎると、その子の良さに目がいかなくなってしまうかもしれないので。

この子は何ができるのかな?
という目でみてあげる。そして支えてあげる。
そういう親でありたいなと思います。

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