アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

文楽入門

2005年07月14日 | 文楽
2005年7月 NHK日本の伝統芸能

人形を動かすのは3人。
物語るのは太夫。そして三味線。
三つの業の集合体イコール“文楽”

技の習得には優に20年以上はかかるという。
想像を絶する世界なのであはあるまいか。

一般の社会人ならば、管理職となり、部下もいる。
そんな年齢になってなお、一人前とは呼ばれない。

門閥制度の無い世界。
実力のみが己を支える、血と汗と涙で彩られる人生。

ひとつの職業。そう軽く考えて門を叩く者は、
弾き出されるに違いない。

男達の悲痛な叫びの底から生まれ出でる世界は、
美しく、楽しく、悲しく、甘く、そして…。

太夫の語りが人形に溶け込み、三味線の音に包み込まれる。
紡ぐ色は虹となり、様々な物語が現われ、目撃者は至福の時を得る。


☆あくまでも主観で書いたものです。特に他意はありませんので平に容赦下さい。

コメントを投稿