行く川の流れは・・

行く川の流れは絶えずして　しかももとの水にあらず

よどみに浮かぶうたかたは　かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし

世の中にある人とすみかと　またかくの如し



なんだかこのフレーズが頭をよぎりました。

鴨長明の「方丈記」の冒頭です。



今日は、五月人形をやっとこさ出しました。

大学に行っている二男も今年は帰省せず、長男長女はゴールデンウィークなど関係のない仕事。勿論お父さんも・・。

なので、一人寂しく・・ババーズがいますのでそうはいきませんが・・、お片づけなどしておりました。

世の中は大型連休ということで、久々に顔を見せてくれる人もあり・・。

今まで必ず子供がくっついていた人も一人で訪ねてこられたり・・、出会ったときに小学生だったお父さんの従妹が生まれて間もない二人目の子供を連れてきてくれたり・・・。

私の周りにも時の流れが・・・。


はたして私はどのように変わっているのか・・。

自分では自覚したくないが年はとった。人生５０年なんていう時代ならもう棺桶の用意をしておかなくてはならないのだが、精神的にはそれなりの年齢を経ていないようなので困ったものだ。


今年も無事に五月人形を飾ることができたことに感謝。

同じ事の繰り返しのような毎日ではあるが、けして同じものではない。



ふと、鴨長明さんに気持ちを重ねたゴールデンウィークの一日。