吉村達也 著
異星人とのコンタクトは人類の歴史そのものであった。
月は異星人の乗るUFOそのものであり、異星人の意志によって
そこに存在している。
そんな好みど真ん中のおいしい要素がてんこ盛りなのに、
……なんだろう。違う。
さまざまな登場人物がそれぞれに伏線らしきものをちらつかせるのに
それがすべて堪能できないもどかしさ。
もしかしたら前半にページを割きすぎて、駆け足になってしまっているのか。
残念だ。
せっかく政治までからめてきたのに、それがあまり効果を
出していないし、展開もいまひとつだ。
鉄道ネタももう少し書き方によって価値があったのではないかなあ。
特に鉄成分が高くない私ですらちょっと乗ってみたくなるような
素敵な列車を舞台のひとつに選んでいるのに、それが
あまり生きていないのだ。
いいなあと思えたのは、しいて言うなら目に浮かぶ情景の美しさかな。
高千穂や阿蘇の自然や、ありえない未知の生物の輝きなどが、
ごく普通に想像できるような描写だった。
もしかして絵にするととてもきれいな世界かもしれない。
異星人とのコンタクトは人類の歴史そのものであった。
月は異星人の乗るUFOそのものであり、異星人の意志によって
そこに存在している。
そんな好みど真ん中のおいしい要素がてんこ盛りなのに、
……なんだろう。違う。
さまざまな登場人物がそれぞれに伏線らしきものをちらつかせるのに
それがすべて堪能できないもどかしさ。
もしかしたら前半にページを割きすぎて、駆け足になってしまっているのか。
残念だ。
せっかく政治までからめてきたのに、それがあまり効果を
出していないし、展開もいまひとつだ。
鉄道ネタももう少し書き方によって価値があったのではないかなあ。
特に鉄成分が高くない私ですらちょっと乗ってみたくなるような
素敵な列車を舞台のひとつに選んでいるのに、それが
あまり生きていないのだ。
いいなあと思えたのは、しいて言うなら目に浮かぶ情景の美しさかな。
高千穂や阿蘇の自然や、ありえない未知の生物の輝きなどが、
ごく普通に想像できるような描写だった。
もしかして絵にするととてもきれいな世界かもしれない。
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