哲学とワインと・・ 池田晶子ファンのブログ

文筆家池田晶子さんの連載もの等を中心に、興味あるテーマについて、まじめに書いていきたいと思います。

本と共に去りぬ

2010-07-05 22:41:41 | 時事
 しばらくぶりである。転勤に伴って、しばらくパソコンがつなげなかった期間があったので、ご容赦願いたい。

 転勤をする際、いつも困るのが本の多さだ。基本的に自分が本を買う際には、読んだら捨てようと思うような本を買ったつもりではないので、本は増えていく一方だ。ある程度処分していく本もあるが、それでも本だけを入れた段ボールの数が、前回の転勤では70個位だったのが、今回は80個以上になり、大変しんどい思いをした。

 周りのサラリーマン家庭では、本を多く置く家をあまり見かけない。サラリーマンが決して本を読まないわけではないだろうが、読んだらたいていBook offなどに売るようだ。そもそも読む本がいわゆるビジネス向けの自己啓発本か、話題のドラッカー本だったりすることも多い。何となく、消費としての読書をしている人が多いのだろうか。


 では、池田晶子さんの書斎はどんな風だったのだろう。池田さんはある時期、雑誌で書評の連載もやっていたが、決して読んだ本を手元に残すような書きぶりではなかったように思う。意外にも書斎に本は少なかったかもしれない。