えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

この国のこと

2006-02-24 11:16:05 | 航海日誌
堀江メール問題も信憑性の確証がとれずにうやむやに
とはいえ武部幹事長が白いとは誰も思ってはいないでしょうが・・・
みなさまいかがお過ごしでしょうか

書き換え可能な電子情報なんぞを錦の御旗と振りかざしたところで破綻はすでに決定的でした。
東大出身の議員というふれ込みですが私に言わせれば物の道理の分らないアホウ。
むしろ民主党が握っている本当の爆弾(口座、取引記録等)を無効にする為の刺客だったのかも
誰がどうシナリオを書いたのか興味は尽きませぬが・・・

政権末期ともなるとやはりその政権の価値を問うかのようにさまざまな事象が姿を現す。
昨年からはじまった耐震偽装問題、亜米利加産牛肉に絡めてとどめにLDの金融犯罪
亜米利加も日本も利権に流れる議員の姿勢は同根ということを知らしめた輸入牛肉問題。
土建屋と政治家のしつこい癒着を示した耐震偽装問題。

さらに奥の院が深すぎて怖くてなかなか表に出てこないライブドア事件も
利権にまつわる政治禍と企業と暴力のこの世の終りまで続くかと思われる癒着を教える。
小泉も改革の旗の影でやっていることは従来とまったく変わりがなかった。
むしろ弱者を切り捨てることを善しとしたぶん余計たちが悪い。

政治禍が何もしないことがいかに政治的に有効なのかをあらためて確認するにつれ、
クリーンな政治、改革の推進、等々ここへ来て次々に剥げ落ちる小泉製メッキに
見るかげもない政権の本質があらわになってくる今日この頃。

政治禍が何もしないことがどれほど日本の為になるか、
また日本の政治に関わる人間がどれほど無能なのかをあらわにした5年間でした。
ひるがえって考えれば日本の民度の高さを、
そして国民のバランス感覚のよさを知らしむる結果となりました。

願わくば後世の歴史家が間違うことなくこの時代をこの政権を評価することを願う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« goodmorning | トップ | ザクとは違うのだよ ザクとは »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

航海日誌」カテゴリの最新記事