えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

真夏の夜の夢

2009-10-18 17:02:18 | 株のお話

いつもの時間に目が覚めたものの 
本日はさしたる用事もなくぬくぬくと至福の二度寝を決め込んだ えいちあーる亭 亭主

9時近くなって愛犬の腹時計が限界に達したらしく怒るでもなくとりあえずほえてみるといった鳴き方

犬も13歳近くなると小ワザをいろいろと覚えてきて
勝手口辺りでお隣のマンションの通路に向けて吠えてみせつつ本命のこちらをむいて一声 ワン!声の響きで丸判り(笑)
「怒ってるんじゃないですよ~ ご飯ちょうだい!」とでもいいたげな抑制の効いた声に苦笑いしつつ階下に下りて逝く私


しかし、相場がザラつく日はそうはいかない日もあって新聞やネットの情報収集に時間がかかってついエサやりが遅れる日も、
特に前日の仕掛けが早すぎて寄り付きの10分15分に進退のかかった日にエサやりが遅れた日にはちよっとステキなことに

相場といえば大陰線での包み線に続いて2本目の陰線で引けた4062イビデンは良しとして
新高値で寄り付いた板を売り叩いて踏まれた6502東芝、520円を超えたら撤退の逆指値を耐えてようやく陰線で引けた金曜日
決戦は金曜日と 古い古いプリプリの曲を歌いつつ週末のNYを待った えいちあーる亭 亭主

明けてNYは本来の銀行機能中心のバンカメの赤字決算で小幅マイナス(金融の実態は悪化している。)
結局NY市場の金融部門の好調は投資銀行部門、いいかえるならリーマン以前の金融構造の復活だけがNY市場の株高を
バブル的に支えているだけのこと、カードローンの破綻など実体経済の状況はむしろ悪化していると見るべき

市場では二番底懸念とささやかれているけれど、本当は大底へ向かう途中と見ているわたくし
100年に一度と称された規模の不良債権の整理が9月の破綻から6ヶ月程度で落ち着くと考える方がどうかしている
不良債権処理に回るべき公的資金がマネーゲームに流れているような気がしてならないわけで

そうでなければ3月から実体経済の回復もなしに株価だけが53%上昇すること自体、異常としか言えない

万一、えいちあーる亭 亭主の想定する大底に向かう途中だとすると、こわいのはウォール街で復活しつつある高額報酬、
もし二度目の破綻が現実になったときに巻き込まれた銀行を救済することに対してアメリカの世論はこんどこそ許さないだろうこと
そして、アメリカ政府自体がその拠出に耐える資金を用意できないだろうこと

バンカメの決算を見て季節はずれの真夏の夜の夢からさめる日も近いと思った えいちあーる亭 亭主
悩ましい相場の外部記憶として・・・・

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