夜半、 妙に甘えてくるネコに起こされて、かまいがらゴロゴロ満足げにのどを鳴らす声を聞いていると
父のバイクに乗って遠くの七夕祭りに出掛けたこと、買ってもらえなかったキャメルカラーのダッフルコートのこと
入り口のガラス戸が湯気でくもった出来たばかりのサッポロラーメンのお店のこと
触られるのにも飽きて寝るつもりでのしかかってくるねこの脇腹の重さと、家内の脇腹の手触りがどこか似ていること
再び眠りに落ちる寸前、いろんなことが思い出されて目が覚めた
この手で〇したいと思った同僚のことも今は風船のように針で刺したら忘れられそうで
ああ、こんな気持ちでいけるのならそれはそれで
折り合いをつけて逝く ということがこんな気持ちになれたらいいなと思えた夜
時折寝ているひとの上に載って顔を近づけてくる時のねこの顔はやっぱりこわいけれど
この人は絶対悪いことはしないっ感じでデローンとされるがままに横になるねこの見せてくれた つかの間の夢
オレより先に逝くんじゃない もうこれ以上誰かが先に逝くのは耐えられそうにない 見送ってほしい
そう ねこに言い聞かせる えいちあーる亭 亭主でした
父のバイクに乗って遠くの七夕祭りに出掛けたこと、買ってもらえなかったキャメルカラーのダッフルコートのこと
入り口のガラス戸が湯気でくもった出来たばかりのサッポロラーメンのお店のこと
触られるのにも飽きて寝るつもりでのしかかってくるねこの脇腹の重さと、家内の脇腹の手触りがどこか似ていること
再び眠りに落ちる寸前、いろんなことが思い出されて目が覚めた
この手で〇したいと思った同僚のことも今は風船のように針で刺したら忘れられそうで
ああ、こんな気持ちでいけるのならそれはそれで
折り合いをつけて逝く ということがこんな気持ちになれたらいいなと思えた夜
時折寝ているひとの上に載って顔を近づけてくる時のねこの顔はやっぱりこわいけれど
この人は絶対悪いことはしないっ感じでデローンとされるがままに横になるねこの見せてくれた つかの間の夢
オレより先に逝くんじゃない もうこれ以上誰かが先に逝くのは耐えられそうにない 見送ってほしい
そう ねこに言い聞かせる えいちあーる亭 亭主でした
でも、なんだか心にしんみり来るような・・・
上手く言えないけれど、とても素敵なお話しでした。
飼い犬の置き土産のようでそのまま飼うことになっけど
寝る時に手のひらを座布団のように下に敷きたがるネコ
眠りに落ちる寸前なんか 左手の温かさになんか満ち足りた気分になれるわけで
いっしょに寝てくれるものがいるって いいな
そんな気分になって書いた記事