愛 地球博

昨夜、愛知万博へ行ってきました。

会社員だった頃、本社の斡旋？で買わされた入場券。
家族でということになるとやはり土曜、日曜になる。あんな人ごみは行きたくない。で、ずっと塩漬け。
だいたいこの炎天下での行列なんぞ苦行以外のなにものでもない。ひょっとして悟りを開いたりして・・・

娘がニュースで一般入場券は夜間入場券2枚と交換できるという情報を入手。もうワクワクモードに突入。
カーナビに万博は入ってないし駐車できるのかな？と、不安になる私に、やはり、今度の金曜日いかへん？
（行ってみない？の意味の方言です）

当日夕方、娘を名古屋で拾って会場へ。運よく民間駐車場に入ることが出来た。最近、駐車場には、ついている私。
夜とはいえ人の数は多い。とりあえず手近の外国館を目指す。

グローバル・コモン3（ヨーロッパエリア）へ、イタリア館では踊るサキュロス像を見学。
照明が暗すぎてディティールしか見えない。しかし、手足のかけた立像の激しい動きは予測できる。
かってこのサキュロスはどんな動きを表していたのだろう、背中の穴は何につながっていたんだろう？
クロアチア、チェニジア、あたりのイスラム文化圏の色彩はやはり魅せられるものがある。

ヨルダン館では死海をテーマに。展示品を眺めながら歩いていると、奥まったところにベットが3つ。
なんだろうと思ったそのときベットから顔を上げる人が、なんと、泥パック中の人でした。
笑ってはいけない、笑ってはいけない。と、笑いをこらえて全員そそくさとその場を離れる。
（せめて衝立くらいはしてあげてください。ヨルダン館のみなさん）
ショップまで来た時、娘の目がキラリ。パック用死海の泥、の前で足が止まる。欲しいらしい。

さらに外周を回ってグローバル・コモン5（アフリカエリア）から
グローバル・コモン6（オセアニア、東南アジアエリア）へ
9：00をまわって、もうパビリオンは閉まっていたが、
今度来るときの参考に（また来るんだ）エリアの下見をしようとやってきた。
一番奥のオーストラリア館の前、ギター2本でコンサートをやっている。
張り替えたばかりであろうスチール弦の響きにつられて見学することに。
曲はオリビア・ニュートンジョン、ビートルズなど70,80年代、つぼにはまりまくる。
演奏していたのはオーストラリア館の関係者の人でした。
思わぬところで素敵なコンサートに出会った。

フォークギターのシャリシャリ感のある音の余韻を楽しみながら家路に着いた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日々是好日