えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

午後の曳航 2

2021-08-14 15:21:12 | 航海日誌
コロナ騒動のさ中 孫を連れてやってきた長男一家  おくい初めには3歳になった長男のかわいらしさに置いて行かれた長女も
女の子らしく 口角の上がったマンガの様な口元に 笑顔の似合う子に育つかも と期待する ジジバカの えいちあーる亭 亭主

会食も終わってあいにくの雨で出かけることもなく我が家の居間で過ごす間も、よそのうちへ来た好奇心と探求心で動き回る兄妹
我が家のネコは書斎の机の下に隠れていたものの2階のベッドの隅に隠れてもう出てこようともしない

年長の兄が持ち出してきたギターに興味を持った妹が 弦に触ろうとするのだけれど 邪険にその手を払いのける兄
もう少しで兄の頭を叩きに行ったであろう わたくし 嫁さんがギターをしまってくれてその場は収まったのだが

なんでそこで介入しないんだ と思う わたくし

自分への注目が薄れた そんな子供心は児童心理でわたくしも知っている 「あの年の子はしゃあない」と、自分の娘に言われるまでもない
育てたわたくしが これは許せん と思うほどのことをわたくしの息子は無視した。 これは今度会ったら言い聞かせておかないと と 思ったえいちあーる亭 亭主

でも、1歳になる前から歩き始めた長女の立ち姿に そうやな ○○ちゃんは強いで そう思ったのも このわたくし

雨の中、お墓のお参りを済ませ思ったより汚れのたまっていた墓石を掃除して帰ってくれば
昨日の来客のこともあって わたくしのそばを離れないネコ 書斎の机の下に潜り込んで寝息を立てている
気の滅入るような雨音のなか 身体の割に大きなイビキをかいているネコに安らいで居るのはこのわたくしで
家内と一緒に3匹の子供を育てた いつの間にか記憶から抜け落ちていた子育てのシーンがいくつもいくつも
背もたれを倒して午睡に引き込まれそうなわたくし

ああ この後 目が覚めなくても何の後悔も悔いもない
折り合いをつける    その言葉を 家内と一緒に育ててきた その一瞬とともに納得するとは 人生は深い



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