えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

善と悪の彼岸に

2006-07-20 19:03:43 | 航海日誌

昨日の亜米利加の上昇を受けて寄付きから高く始まった本日の板
みなさまいかがお過ごしでしょうか

1時過ぎあたりから次々にSTOP高に張り付き始めた新興市場を彩るデイトレ銘柄
直近の下げでかなり退場者もあったと聞く。干天の慈雨のように喜んでいる人も多かろう
しかし、株価はここに至るまでの下げのきつさをあらわにしていまだ
今日のSTOP高を入れても半値戻し程度、まだまだ投機家の傷は深く・・・

今日は市場の落ち着きを見ても資金的にまだ余裕がなく、なすすべもなくニュースをチェック
リンクをたどるうちに豊中市の母親殺害事件についてこんな追跡記事が目に付いた。
大阪豊中市で阪大生がその母を撲殺した事件               
最近、時の流れがあまりに速くずいぶん昔の事件のような気がした えいちあーる亭 亭主
当時は強盗の偽装工作とか殺害後にパチスロ店に行っていたとかの記事を見て
亡くなった母親の無念さとその足でパチスロ店に向かった息子の非情さを記憶にとどめた私。

パチスロに嵌まり込んで留年を重ねる中、自分でも何とかしなきゃと思いながら
ずるずる日を重ねる苛立ちと、それを責める母への憎しみを含めて彼の心中をトレースする中
あらためて記事を読みながらこれは形を変えた無理心中だったんたなと改めて事件を振り返ってみる

母を殺害したその足でパチスロ店へ向かうことに異常さを感じた私であったが
以前、高校生が自宅に放火して母娘が焼死した事件でも高校生はその後ゲームセンターへ向かった
こうしてみると自分の犯した罪の大きさにおびえるあまり、そのことから目をそらせたくて
いつもの日常的な幸せの中に身を浸そうとして行きつけのその場所を選んだのにすぎないかもしれない
心が機能しなくなるとひたすら日常の行動パターンに身を任せたくなるもののようだ

親戚の家で手首を切って病院に保護された際に自供した彼は
父親が弁護士を連れて来ても「お父さんに迷惑をかけられない」と選任を断り、
父親が帰った後、号泣したという。

行き着いた果ての涙だけで許されることではないが
その涙ゆえに許されることがあってもいいだろうとも思う、最近涙もろくなった えいちあーる亭 亭主

悔い改めた悪党こそ浄土に逝けると、仏様も言っていたはず
その涙は、せめて亡くなった母の供養に

     
          株 修羅の如く   ぽちっとな

            


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1 コメント

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遅くなりました (えいちあーる亭 亭主)
2006-07-20 19:14:29
エンに集中しすぎて動けません

エンが安い間はなにをする気力もありません



日経平均もパターンとしては反転を期待していい水準と思いますが

何度もだまされてきたので素直に信じられない私



エンこそすべて
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