日本最會說故事的和尚

三笠書房から今日届いた台湾版の『気にしない練習』。オビにある「日本最會說故事的和尚」は「ベストセラー和尚」という意味らしい(違っていたら教えてください)。中身をペラペラと見ると、とにかく字が大きい。私は文庫本の場合は老眼鏡がないと読み続けるのがツライ年齢だが、台湾版ならメガネ無しで字が見える(※写真はピントがずれていてごめんなさい)。見えるが、読めないだけだ。ぐはは。

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アッパレカ

お寺の周りの道端に藪はないのだか、歩くと藪蚊がついてくる。早歩きをしても体の周囲に対流している空気の中にいるスベを心得ているのだろうか、必死でついて来る。たいしたものだ。腕を刺されないように歩いていたら、坊主頭に停まって血を吸ったらしい。アッパレな蚊である。頭にムヒを塗ったら涼しくなった。

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デコボコの画数

私担当の棚経を終えて原稿に向かった。今日取りかかった項目は「自分の欠点は誰かが補ってくれるから、あまり心配すんな」という内容だ。起承転結の起は「凸凹」でスタートしようと考えた。まず書き順と画数を調べたら、書き順は数種あるが、両方とも五画だった(凹や凸を手書きしたことなどない)。次いで読みを確認して驚いた。凸は「おう」、凹は「とつ」だが、凹に「でこ」の読みはなく、凸にも「ぼこ」の読みはない。凸凹がセットになって初めて「でこぼこ」と読むのだそうだ。「ゲームで対戦相手を凹凹にしてやった」は正しい表記ではないということになる(軽い読み物ならOK)。ぐはは。--ということで、凹の私が、家内や皆さんの凸に助けられて今日も生きてます。奇しくも家内のニックネームは凸(デコ)である。

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試行錯誤

午後1時から行った「迎え盆法要」は超満員。開始してからもお墓参りや掃除をしている方がいるから、法要中にもっと人が増える。仕方がないので、法話を先にやって「お経が始まったらお焼香して、ご先祖を連れて帰っていただいて結構です」と案内した。それでもお経が終わるまで本堂に残っていた方がいた。遅いお昼ごはんを食べていると家内が言った。「さっきのやり方はおかしいと思う。お経を最後まで聞いて、最後にあなたの法話を聞いてから帰りたいはずよ。いくら先に法話をしたからって、『お焼香したら帰っていいです』なんて、法要の意味がないと思う」。正論である。はやり元のやり方に戻そうと思った。こういうことを言ってくれる人がそばにいるのはありがたい。一人で何でもやってしまう坊さんは、このような計画→実行→検証→改善→計画というシステムが機能しないだろうと思った。

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お盆イブ

お盆の入りを明日に控えて、お墓掃除の方々のお相手をしつつ、休んでいる暇はない(と言っても自分で忙しくしているのだが)。何も参考にしないで書くページもあるが、あやふやな知識で書くと校閲者から「違う説もありますけど」とか「どの本に書いてあったんですか」と聞かれる。もう一度調べ直して答える手間を考えれば、エッセイといえども辞書で確認して書いたほうがいい今年6冊目の本。夏休み?---ナイ。覚悟の上である。あはは。

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靜心畫佛

今日届いた台湾版『仏像なぞるだけ練習帖』(右)。去年PHPから出させていただいた本(左)だが、お国柄だろうか、斜めだった仏さまがまっすぐになり、紫基調になっている。残念ながら、中身の文章が私っぽいものになっているか、じぇんじぇんわかりません。この本をきっかけに、仏さまを自分の心にダウンロードして心穏やかに、豊かになっていただける方が増えればありがたい。

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試し飲み、試し掛け

夕べ一杯飲みながら、家内と長男に左のこめかみを押さえながら「ここが痛いんだけど、眼精疲労かなぁ」と言うと、すぐに二人が息を揃えて「うん」と言う。二人とも経験者らしく、これほど自信に満ちた「うん」は久しぶりに聞いた気がした。昨日に続いて今日も原稿を書かねばならないので、とりあえず今月後半に出る『プレジデント』用の原稿を二本書いてから買い物に出た。ブルーベリーのサプリとブルーライトカット用メガネである。こういう買い物はあまり楽しくないなと思った。

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熟法師

夕方犬の散歩に出かけて公園をテレンコテレンコ歩いていると、ツクツクボウシの声。今年初めて聞いた。「気の早い奴がいるもんだ」と思った。このつツクツクボウシの「ボウシ」は法師だろう。ツクツクは「熟(つくづく)か」とも思った。だとすれば、とても哲学的な名前が冠された蝉である。いったい何を「なんだねぇ、この~。世の中っててぇのは、つくづく・・・」と言っているのだろう。

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お地蔵さまの行方

百均で買ってしまった「描きこみせんす」・・・。どうにかしないといけない。とりあえずお地蔵さまを描いたところで、出版社の営業の方々にもらってもらおうと考えた。『気にしない練習』の38刷が先週決まったのだ。もちろん読者の方々にお礼をしたいのだけれど、その手前で頑張ってくださっている営業の方々がいる。ちゃんとお礼をしていないことが、ずーっと気になっていたのだ。これでいくらかご恩返しになるかしら。

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二者択一

先輩から花火大会の協賛者席の枠をいただいたので、家内が長蛇の列に並んで場所を確保してきた。初めてのことでよくわからないので協賛者席入り口近くの斜面を確保したのだそうだ。普段なら子供が段ボールで滑れるような場所である。さて、こうなるととても料理や飲み物は持っていけない。ころがり落ちてしまうからだ。去年までは堤防の手前の公園でブルーシートを敷いてクーラーボックスを持ち込んでヘベのレケになれた。より近くで大迫力で観て料理はあきらめるか、少し遠くて仕掛け花火も見えないけれど楽しく飲み食いをするか・・・。二者択一不可能である。二者択一に困った時は、いずれを選んでもそれを正解として前に進むしかない。あはは。

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