花山の思い 28番成相寺(なりあいじ)

成相寺は、天の橋立を南の眼下に見下ろす山にあります。
 
ここで花山法皇が詠んだ御詠歌が

「波の音 松の響きも 成相の 風吹き渡る 天の橋立」

 波の音も松の風も、すでにご紹介のように、昔から「仏の声」にたとえられる音です。その両方が「鳴り合っている」とお寺の名前「成相(なりあい)」にかけてあります。
 
 今日の東京は強めの冷たい雨が朝から降り続いています。誕生日を一週間近くも過ぎてしまっているのに、運転免許の更新をすっかり忘れてしまっていて、あわてて出かけました。
 
 車の天井を打ち雨の音も、これまた「あわてずに、安全運転でね」という観音様の音のようでした。

○    ○    ○    ○

 「密音」ライブは無事に終了。60名を上回る方々にお越しいただて、充実した2時間でした。ほとんど即興演奏のナダディライトの5人のユニット。

 ディジュリドゥ・シタール・タブラ・カリンバ・ホーメイのプロが、全神経を集中しながら、本堂内の空気を感じながらの演奏は、実に見事でした。

 その後の打ち上げは、いつものように「ただの酔っぱらい製造工場」と化して愉快な時間でした。わはははは。
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