皆が通る道

家内が施設に入っている義母のお見舞いに行って帰宅すると、必ず認知症の進み具合を笑いながらこまかく話してくれる。そこに悲壮感や切なさはない。話を聞くたびに「俺たちも通ることになる道だからな」「そうね」と同じ会話をする。こうして徐々に自分たちの覚悟も固まっていくのだと思う。

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