すでに言葉を使い尽くしてしまった

昨日の流れで、『悲しみのイレーヌ』を読んでいて、「アッチャ!」と思った表現をもう一つご紹介。「誰もが持っている表現力を駆使してアルマン(登場人物の一人)のしみったれぶりをからかったが、すでに言葉を使い尽くしてしまい、今ではもうなにも言わない。それは彼を見放したからではなく、あきれはててしましったからだ」p53。”すでに言葉を使い尽くしてしまい、今ではもうなにも言わない”は「言われない」に通ずる。きっと私もそのクチだだろうと思ったのだ。あはは。※写真はネバダ州のブラックロック砂漠で開かれるバーニング・マンというお祭の出品作の一つです。

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