翼をひろげ、尾鰭を振って・・・。

空海(弘法大師)が残した手紙の中に、嫌な上司がいて自分の信義をつらぬくこともできず、才能も活かせずにいる人へのアドバイスの手紙がある。最後は「上司があなたの諫言に耳をかさず、かえってあなたが憎まれるようなことがあるなら、双方に利益なく、現在も将来も害悪ばかり。その時は、翼を羽ばたかせ、尾鰭を振って、違う場所へ移動するしかないでしょう」と結ぶ。この手紙を紹介する文章を書いたのだが、どうしてもカットが必要。そこで、手だてを駆使して、描いた。うまく描けると、楽しいものだ。心の休憩時間になった。

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