秘仏と秘三線

 密蔵院は真言宗のお寺。スピリチュアル系好きな方は「密教」と呼びます。

 だいだいが「秘密」とか「秘」という言葉がついた場合は、ソノモノのパワーが有り過ぎるので、あらわにしてアブナイということです。
 
 これを高圧線に例える方がいます。たしたにあれは力がすごいから、素手じゃ触れません。だから高い所で手が届かないようにしてある。

 ということで、全国のお寺でよく目にする「秘仏」は、パワーが有り過ぎるので、厨子の扉は封印しておくという意味が本当でしょう。--いつも見えていると有り難さが無くなる--というのも一理ありますが、坊さんとしては前者を採用したいところ。

 で、先週沖縄へ法要のお手伝いに行ったついでに、ついにゲットした三線(さんしん)。帰ってきてから一度出しただけで、すぐにケースに逆戻り。そのまま一週間が過ぎまして、ベ、ベン、ベン。いまや秘密の三線となりにけり。

 そう、三線(さんしん)はパワーが有り過ぎて、他のことに手がつかなくなりそうだからであります。これを称して密蔵院の秘三線(ひざんしん、なんだか、どこかの帝国のような名前だな「ヒザンシン帝国」なっちゃって)と命名しようかと思う所存です。
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