エクサバイト 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:2008-02 |
服部真澄さんの新刊。
(帯には、養老孟司さん、佐藤優さんの
推薦の言葉があります。)
最初から面白くて、
最後まで一気に読んでしまいました。
「人類がこの世に現れてから紀元2000年までに
残したデータは、12エクサバイト。
ところが、デジタルメディアの普及で
いまでは年間10000エクサバイトの情報が
世界中で蓄えられている。」
といった記述が、本文中にありますが、
こういう現実の行く末に、
想像をめぐらすことができる一冊です。
エクサバイトは、情報の単位で、
1エクサバイト=100万テラバイト=10億ギガバイト
読んでみて、
「記録」と「記憶」の違いが、わかりました。
自己保存のためのエゴイスティックな行動は、
そのままだと、「記録」なのですが
それを、「記憶」に置き換えることで、
人間は日々を生きていくのです。きっと。