水戸梅日記

水戸・いばらき

エクサバイト

2008-02-11 | 読んだ本
エクサバイト エクサバイト
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2008-02

 

 服部真澄さんの新刊。

 (帯には、養老孟司さん、佐藤優さんの

 推薦の言葉があります。)

 

 最初から面白くて、

 最後まで一気に読んでしまいました。

 

 「人類がこの世に現れてから紀元2000年までに

 残したデータは、12エクサバイト。

 ところが、デジタルメディアの普及で

 いまでは年間10000エクサバイトの情報が

 世界中で蓄えられている。」

 

 といった記述が、本文中にありますが、

 こういう現実の行く末に、

 想像をめぐらすことができる一冊です。

 

 エクサバイトは、情報の単位で、

 1エクサバイト=100万テラバイト=10億ギガバイト 

 

 読んでみて、

 「記録」と「記憶」の違いが、わかりました。

 

 自己保存のためのエゴイスティックな行動は、

 そのままだと、「記録」なのですが

 

 それを、「記憶」に置き換えることで、

 人間は日々を生きていくのです。きっと。

 

コメント
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