水戸梅日記

水戸・いばらき

レバレッジ時間術

2007-11-10 | 読んだ本
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1) レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2007-05

 

 「レバレッジ時間術

 著者は、レバレッジコンサルティングという会社の社長さん。

 

 「レバレッジ」とは、「てこの原理」という意味。

 

 「時間を使って、時間を増やす!」

 「時間を投資して、時間資産を作る!」

  

 ・・・ということで、『時間の財テク』(?)のお話です。

 

 誰にでも平等に与えられた「時間」を活用することで

 人生には、こんなに差がつくのね・・・という事実にちょっとショック。

 

 著者は、「ハワイに住むこと」を人生目標として

 そこからの俯瞰逆算で、今日の自分を作り出したそうです。

 

 モットーは、「Doing More With Less」

 (少ない労力でより多くの成果を!)

 

●日本の労働生産性は、先進7カ国中、最下位。

 知的労働が中心となるサービス業などの労働生産性が

 極めて低いため。

 

●「まったくするべきではないことを能率的にする。

 これほどむだなことはない。」(P・F・ドラッカー)

  

●問題なのは、「忙しい」=「これ以上は何もできない」と思い込むこと。

 効率化する努力を放棄して、勝手に自分の限界を引き下げては

 「時間資産」はできない。

 

●毎週5時間かかるルーチンワークを、毎週1時間でこなせば、

 1年で250時間かかっていたのが、50時間で済む。

 200時間が新たに生まれる。これを次の「投資」に回す。  

 

●仕事は100点が必要なものばかりではなく、80点で合格が多い。

 80点の仕事をより多くこなすことに時間を割くべき。

  

●時間割は、自分にアポイントを入れておくようなもの。

 一度決めてしまえば、迷わず自動的に体が動くようになる。

 

●やるべきことを書きとめた「ToDoリスト」は、あくまで「受け身」。

 「タスクリスト」に変えて、成果を出すための俯瞰逆算リストにする。

 

●朝の通勤時間やランチの時間など、

 みんなが行動を始める30分前にアクションをおこす

 「自分時差」が大きな付加価値を生む。

 

●「人に任せる」は、究極の効率化。

 自分のできないことや不得意なことは人に任せて、 

 自分が得意なことは一生懸命やる。

 これが「選択と集中」。

 

●重要なのは、「自分の時間は自分でコントロールする」という意識。

 時間に対して「アクティブ」になって、

 「時間に追われずに成果を上げる生活」に・・・。

 

 

 いろいろ述べていますが、

 結局は、「整理整頓」と「規則正しい生活」です。

 

 これがなかなかできないのですが・・・、

 とりあえず、「忙しい!」と言葉に出すのは、

 やめようと思いました。

 

コメント
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