前回のブログでも登場したNHKの朝の連ドラ「ごちそうさん」にはまっています。
NHK朝の連ドラは、ペナン滞在の三年間、日本との時差が1時間あったものですから、見終わってちょうど出勤の時間となる便利さで、よく見たものでした。今は、夜11時からBSの再放送を見ています。世間でも良く見られているらしく、視聴率は、4ヶ月の間、21%を超えているという報道がありました。
連ドラ版サザエさんとも言うべき、主人公・め以子の、サザエさんほどあっけらかんとしているわけではありませんが、大正から昭和にかけての、成熟には程遠い荒削りな世相に、健気に前向きに生きる明るさがひときわ映えて、今となっては失われてしまったある種の懐かしさも感じさせて、朝、見るドラマとして心地良さを感じさせるのでしょう。そして、主婦の仕事の一つを取り上げ、美味しい食事を家族みんなで楽しむことにひたむきに取り組む姿勢をいかにも羨ましいと思わせ、美味しい食事が家族にとって実に幸せなことだとあらためて思わせた(思い出させたと言うべきか)功績も大きい。さらに拍車をかけたのが、嫁ぎ先の小姑・和枝の存在です。日本人にとって、姑や小姑の“いびり”や“いじめ”は永遠のテーマであり、この不幸は誰もが通る道、天命と受け止められ、悪循環を止められませんでした。ようやく高度成長期の民族大移動で、悪循環が断ち切られつつありますが、他人事であれば、これほど興味をそそられるテーマは今も昔もありません。和枝にいびり倒されつつ、健気に頑張るめ以子は天晴れと言うべきでしょう。
今回の連ドラは、大河ドラマ風に、家族が成長し、異なるステージ毎に異なる楽しみが得られ、なかなか目が離せそうにありません。
NHK朝の連ドラは、ペナン滞在の三年間、日本との時差が1時間あったものですから、見終わってちょうど出勤の時間となる便利さで、よく見たものでした。今は、夜11時からBSの再放送を見ています。世間でも良く見られているらしく、視聴率は、4ヶ月の間、21%を超えているという報道がありました。
連ドラ版サザエさんとも言うべき、主人公・め以子の、サザエさんほどあっけらかんとしているわけではありませんが、大正から昭和にかけての、成熟には程遠い荒削りな世相に、健気に前向きに生きる明るさがひときわ映えて、今となっては失われてしまったある種の懐かしさも感じさせて、朝、見るドラマとして心地良さを感じさせるのでしょう。そして、主婦の仕事の一つを取り上げ、美味しい食事を家族みんなで楽しむことにひたむきに取り組む姿勢をいかにも羨ましいと思わせ、美味しい食事が家族にとって実に幸せなことだとあらためて思わせた(思い出させたと言うべきか)功績も大きい。さらに拍車をかけたのが、嫁ぎ先の小姑・和枝の存在です。日本人にとって、姑や小姑の“いびり”や“いじめ”は永遠のテーマであり、この不幸は誰もが通る道、天命と受け止められ、悪循環を止められませんでした。ようやく高度成長期の民族大移動で、悪循環が断ち切られつつありますが、他人事であれば、これほど興味をそそられるテーマは今も昔もありません。和枝にいびり倒されつつ、健気に頑張るめ以子は天晴れと言うべきでしょう。
今回の連ドラは、大河ドラマ風に、家族が成長し、異なるステージ毎に異なる楽しみが得られ、なかなか目が離せそうにありません。