「こんな事をして佳かったのかな?」
逹彌は、日もとっぷり暮れた小学校から少し年かさの少女と
出てきた。
「まあ、それはそれでよかったんじゃないの。」
少女は言う。
「はるかちゃん、友希を出し抜いてやったとは考えたけれども・・。あいつは・・。」
逹彌は曇った顏をした。
「あいつだって、やっているかもしれないよ。私たちと同じ事をね。」
はるかと名乗る少女も言った。
「あんな有り余る隊力だけが取り柄の奴が出来たかな。」
逹彌は疑った顏をした。
「このまえ、すごく遅い時間に帰ってきてね。たぶん、私たちと同じ事をやっていたと・
・。」
はるかは言葉を返した。
「ああ。」
そう発した逹彌であるが、なんだか表情は優れない。自分がやりたいことと憧れた人が
応じてくれた事に對する複雑な思いである。
つづく
逹彌は、日もとっぷり暮れた小学校から少し年かさの少女と
出てきた。
「まあ、それはそれでよかったんじゃないの。」
少女は言う。
「はるかちゃん、友希を出し抜いてやったとは考えたけれども・・。あいつは・・。」
逹彌は曇った顏をした。
「あいつだって、やっているかもしれないよ。私たちと同じ事をね。」
はるかと名乗る少女も言った。
「あんな有り余る隊力だけが取り柄の奴が出来たかな。」
逹彌は疑った顏をした。
「このまえ、すごく遅い時間に帰ってきてね。たぶん、私たちと同じ事をやっていたと・
・。」
はるかは言葉を返した。
「ああ。」
そう発した逹彌であるが、なんだか表情は優れない。自分がやりたいことと憧れた人が
応じてくれた事に對する複雑な思いである。
つづく
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