【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

夏の絵手紙、&・・・。

2021-07-01 | 絵手紙
「七夕」の絵手紙。

表                    裏

  


材料は・・・。


羽衣や、髪の毛、着物、帯等を切り、絵を描き、折りたたみます。


帯、羽衣を外し、開けます。





七夕とは、織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のこと。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付けます。
韓国やベトナムにも七夕があり、中国古代の民間伝承がもとになっています。織姫と彦星は、中国風だと織女(しょくじょ)、牽牛(けんぎゅう)。
日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わり、織姫が機(はた)織りの上手な働き者だった…という内容から、手芸や裁縫の上達を願う風習につながりました。
星に願い事をする原型はここから始まっています。

天帝(神様)の娘である織女は、機織りが上手で働き者の女性。天帝は、同じく働き者で牛飼いの牽牛と引き合わせました。二人はひと目で恋に落ち、結婚しました。
ところが遊んでばかりで、働かなくなり、怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離しましたが、年に1度、七夕の夜にだけ会うことを許すようになったと…。

江戸時代になると、七夕は「五節句」の一つとされ、幕府公式の祝日でした。寺子屋などでは紙の短冊に願い事を書き、読み書きの上達を願ったようです。
鳥居清長が1795年ごろ描いた浮世絵には、いろんな形の短冊が描かれているそうです。

織女星(しょくじょせい)はこと座のベガ、牽牛星(けんぎゅうせい)はわし座のアルタイル。どちらも1等星で明るい星です。
日本では7月上旬から見えやすくなり、9月上旬ぐらいまでよく観察できます。七夕のころだと、20~22時ごろ、東の空の下の方に見え始めます。はくちょう座のデネブを加えて、「夏の大三角」とも呼ばれています。
農業に適した季節になると明るくなるので、農業や養蚕などをつかさどる星と考えられました。もっとも観察しやすいのは8月上旬で、やはり旧暦の七夕のころ。
そんな旧暦の七夕を、国立天文台は「伝統的七夕」と呼んで毎年公表されているそうで、2021年の伝統的七夕は、8月14日(土)。

じゃらんニュース(この記事は2021年3月8日時点での情報とのこと)より。

今年は織姫さまと彦星さま、会えるでしょうか。


「カエル」の絵手紙。



切り取り、目や口を描いて、折ります。
折り方によっても、表情いろいろ。




我が家へお客様。

暖かくなった3月の始め、庭を走る姿が。
窓を開けると、慌てて小屋の下へ潜り込み、顔をのぞかせました。








別の日、シジュウカラでしょうか・・・。

網戸越しで。


そうろっと網戸を開けて。








子育て中のようでした。(6月23日撮影)

春には、鶯やメジロ、ホオジロ、鳩、池が近いせいでしょうか水鳥?もやってきます。

今日は梅雨の真っただ中のため、彼らの姿を見られませんが・・・。





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