保健福祉の現場から

感じるままに

体外受精・顕微授精による出生児

2024年08月30日 | Weblog
R6.8.30共同「体外受精児、10人に1人 保険適用で増加か」(https://www.47news.jp/11411032.html)で「2022年に実施された不妊治療の体外受精で誕生した子どもは、過去最多の7万7206人」「治療件数は54万3630件」とある。R5.11.17中医協総会「個別事項(その4) 不妊治療」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001171707.pdf)p12「体外受精・顕微授精による出生児数の推移」では2007年(H19)から2021年(R3)まで出ているが、総出生児数が減り続けるなかで、「体外受精・顕微授精による出生児数の割合」は高まる一方である。令和6年度診療報酬改定(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00045.html)のR6.3.5「令和6年度診療報酬改定の概要【医療技術】」(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001224808.pdf)p12「一定の病態における精子の凍結に係る技術の評価」、p18「抗ミュラー管ホルモン(AMH)について、検査の目的の見直し;調節卵巣刺激療法における治療方針の決定⇒卵巣の機能の評価及び治療方針の決定」が行われていることは知っておきたい。R6.8.6日刊ゲンダイ「赤ちゃんが欲しいなら「AMH検査」…妊娠できる残り時間を推測」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/358672)が報じられている。R6.4.18日刊ゲンダイ「将来的な妊娠を見据えて広まりつつある「卵子凍結」の実態」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/356314)もセットでみておいた方が良いかもしれない。そういえば、R6.1.20NHK「終わりが見えない不妊治療 私は「卵子提供」を選んだ」(https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic058.html)、R6.1.30NHK「“卵子提供”国内で広がる背景は」(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4868/)の特集が出ているが、「ルールが整備されないまま広がる卵子提供」で良いのであろうか。R4.3.6文春「《精子提供訴訟の意外な事実》「学歴至上主義、無責任、自業自得」と批判された原告女性が“経歴詐称を許せなかった知られざる真実”」(https://bunshun.jp/articles/-/52303)が出ているように、精子提供にもいろいろあるのかもしれない。
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