保健福祉の現場から

感じるままに

パンデミック下の地域包括ケア

2022年05月19日 | Weblog
R4.5.18Web医事新報「パンデミック下の認知症医療・介護は地域包括ケアで対応を[長尾和宏の町医者で行こう!!(133)]」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=19653)の「コロナ禍が2年以上続いている現在、町医者の日常診療において認知症の増加は、かつての予測よりも加速しているように感じる。その理由として、①過度な自粛によるフレイルの増加、②歩行やカラオケなどの機会の減少、③他者とのコミュニケーションの機会の減少、④介護サービス利用の減少、⑤生活習慣病の悪化、⑥医療介入の機会の減少、などが考えられる。」が目に止まった。R4.3.3President「医師・和田秀樹「コロナを2類→5類にしない愚」意固地な人々が日本を停滞させている」(https://president.jp/articles/-/55216)の「「コロナは怖い」という空気を作り続けて、結果的に自粛を長期間強いてしまうことで、歩けなくなる高齢者や認知機能が大幅に落ちる高齢者がやはり百万人単位でいることも事実だ。」(https://president.jp/articles/-/55216?page=2)という意見もある。R4.4.4「高齢者施設等における医療支援体制の徹底・強化」(https://www.mhlw.go.jp/content/000925179.pdf)だけでなく、介護サービスの継続や介護予防の取り組みも重要であろう。「通いの場」(https://kayoinoba.mhlw.go.jp/)も気になるところである。R3.12.15「新型コロナウイルス感染症の感染防止に配慮して通いの場等の取組を実施するための留意事項について(その2)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000884852.pdf)はそろそろ更新できないものであろうか。
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