保健福祉の現場から

感じるままに

過度に恐れずとも済む病気に

2021年03月16日 | Weblog
R3.3.15NHK「新型コロナ 感染状況に関する6指標 10都府県の状況(14日)」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210315/k10012916871000.html)。<以下引用>
<政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、▼「病床のひっ迫具合」、▼「療養者数」、▼「PCR検査の陽性率」、▼「新規感染者数」、▼「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、▼「感染経路が不明な人の割合」の6つを挙げています。内閣官房は3月14日時点で、緊急事態宣言が出ている4都県と、2月まで宣言が出されていた6府県の感染状況をまとめていて、「直近1週間と前の週の感染者数の比較」などで「ステージ3、ステージ4」になっている自治体があります。なお、「病床のひっ迫具合」については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などを元に異なる値を公表しているところもあります。1 病床のひっ迫 まず病床のひっ迫具合です。病床使用率はステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。病床全体の使用率は▼東京都で25%、▼埼玉県で39%、▼千葉県で41%、▼神奈川県で25%、▼愛知県で20%、▼岐阜県で9%、▼大阪府で24%、▼兵庫県で30%、▼京都府で12%、▼福岡県で30%です。このうち重症者用の病床は▼東京都で25%、▼埼玉県で21%、▼千葉県で12%、▼神奈川県で13%、▼愛知県で14%、▼岐阜県で14%、▼大阪府で24%、▼兵庫県で29%、▼京都府で8%、▼福岡県で14%となっています。2 療養者数 続いて療養者数は人口10万人あたり、ステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。▼東京都で20人、▼埼玉県で19人、▼千葉県で19人、▼神奈川県で11人、▼愛知県で7人、▼岐阜県で3人、▼大阪府で11人、▼兵庫県で8人、▼京都府で7人、▼福岡県で8人です。3 検査陽性率 最近1週間のPCR検査などの陽性率です。目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。▼東京都で3.5%、▼埼玉県で3.3%、▼千葉県で5.2%、▼神奈川県で4.0%、▼愛知県で1.9%、▼岐阜県で0.4%、▼大阪府で1.1%、▼兵庫県で2.9%、▼京都府で2.1%、▼福岡県で1.8%となっています。4 新規感染者数 人口10万人あたりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。▼東京都で14人、▼埼玉県で12人、▼千葉県で12人、▼神奈川県で8人、▼愛知県で4人、▼岐阜県で1人、▼大阪府で7人、▼兵庫県で5人、▼京都府で3人、▼福岡県で5人となっています。5 直近1週間と前の週の新規感染者数の比較 直近の1週間と、その前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。▼東京都で1.10、▼埼玉県で1.19、▼千葉県で0.86、▼神奈川県で0.93、▼愛知県で0.96、▼岐阜県で0.37、▼大阪府で1.16、▼兵庫県で1.33、▼京都府で2.02、▼福岡県で1.27となっています。6 感染経路不明者の割合 最後に感染経路が不明な人の割合です。目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。▼東京都で49%、▼埼玉県で37%、▼千葉県で49%、▼神奈川県で46%、▼愛知県で34%、▼岐阜県で37%、▼大阪府で53%、▼兵庫県で42%、▼京都府で31%、▼福岡県で26%でした。>

「新型コロナウイルス感染症」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)(https://corona.go.jp/)(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html)(https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019)について、わが国では、「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html)のリスク評価と、新型インフルエンザ等対策有識者会議(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html)の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」のリスク管理が行われている。緊急事態宣言(https://corona.go.jp/news/news_20200421_70.html)がどうなるか、「都道府県の医療提供体制等の状況(医療提供体制・監視体制・感染の状況)について(6指標)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html)、日本集中治療医学会(https://www.jsicm.org/covid-19.html)の「COVID-19 重症患者状況」(https://crisis.ecmonet.jp/)の推移が、注目されるが、基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)では、R2.5.29新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/jyoukyou_bunseki_0529.pdf)p23「検査体制の拡充とあわせ、早期診断により患者を軽症段階で確実に捕捉し、早期の介入によって、重症者・死亡者の発生を防ぐ。 ⇒過度に恐れずとも済む病気に変えていく。」が再度示されても良いように感じる。「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計を充実し、昨年3月の日本赤十字社「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」(http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html)の頃と変わっていることを示す必要がある。仮に、今後、検査陽性者数が増加しても、重症者・死亡者が増えなければ、許容できないであろうか。R3.3.16「新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000754411.pdf)p3「新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者の臨床経過等については、国立国際医療研究センター病院(NCGM)のレジストリに登録している医療機関等において詳細に確認、分析する予定です。」とあり、「COVID-19に関するレジストリ研究」(https://covid-registry.ncgm.go.jp/)の情報公開の徹底を期待したい。
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