友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

それが人の幸せな道なのだろう

2023年05月20日 17時39分04秒 | Weblog

 先輩の家にも、ケイタイにも電話をしたけれど、「ただいま、電話に出ることが出来ません」のコールしかない。先輩から電話が入っているのに、私から電話してもかからない。行き違いが続き、何かあったのかと心配しているとやっとつながった。

 「あのねえ、私、昨日、入院した」と言う。原因はよく分からないが、倒れて病院へ運ばれたようだ。それでも、「お金を寄付する話だが、そういう制度が市にはあるよね」と言うので、「まあ、慌てずに。見舞いに行くから、また話しましょう」と言って切った。

 いったい何が起きたのか、先輩は「まだ死ぬ気は無い。やりたいことがいっぱいある」と元気だが、病院に運ばれたことは確かなのに、どうもチグハグな感じがする。それでも、電話が出来るようなので安心した。出来れば近いうちに、先輩の長男と会えればいいと願っているが‥。

 私自身が家にばかり籠っているせいか、外出をした時はなぜかしっかり歩けていない。知り合いの女性も、路上で転んで顔面を打ったという。歳は止められないし、歳の結果がこんなところに出てくる。

 日本の百歳以上の人口は昨年の9月の時点で、9万526人と発表があった。52年連続で増え続けているそうだ。百歳以上の人の89%が女性だという。ちなみに1963年の百歳以上の人の数は、僅か153人だったから異常な増え方である。

 健康で長生きなら、幸せなことだ。百歳以上の人たちは、戦争で苦労してきたのだから、最後は幸せな人生であった欲しい。長寿の老人を「お荷物」などと、悪く言ってはならない。先輩たちが必死に働いて、今日を築いてもらったのだから。

 けれど、長寿の傾向もいつかは減少に転じるだろう。自然の成り行きに逆らうことなく、その時その時を精一杯に生きていく、それが人の幸せな道なのだろう。

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