友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

不平不満を口にすることも無く、幸せだったのだろうか

2023年05月14日 17時20分04秒 | Weblog

 朝から雨降りのため、ルーフバルコニーに出られない。小雨になった時、急いで写真(下)を撮ってきた。12日のブログに「カミさんのお父さんから譲り受けたジャスミンに似た花」と書いたが、カミさんから「ジャコウニンドウと書き直した方がいい」と言われ、写真を掲載しておきたかった。

 今日は「母の日」。ふたりの娘からカミさんに、プレゼントが送られてきた。ゴールデンウィークに子どもや孫たちのために、大奮闘した母への感謝だろう。娘たちはそれぞれのダンナの母親にもプレゼントを贈っただろうかと心配すると、「そんな大事なことを怠る子どもたちではありません」とカミさんは言い切る。

 次女は娘を授かって10年になるからと、10回目の『母の日』を記念して、『つくばフェスティバル』へ家族3人で出かけた写真を送ってきた。親としては、家族が仲睦まじいことが何よりも嬉しい。親・兄弟・姉妹が仲良く楽しい日々を送っていてくれたら、とても安心できる。

 私の父は祖父と仲が悪かった。祖父が築き上げた材木屋を継がず、教員となり、祖父の許可も得ずに、年上の母と恋愛結婚した父の生き方が気に入らなかったのだろう。一緒に食事をしていても口を利くことは無かったし、原因は分からないが大喧嘩になり、父が茶碗をたたきつけて席を立って行ったことがあった。

 母はいつも、一番最後の風呂に入っていた。私が「湯加減はどう?」と聞いても、「いいよ」と言っていたが、母が出た後で湯に手を入れてみると、冷めた湯でぬるっとしていた。けれども母は何も言わなかったし、近くの銭湯に行くことも無かった。不平不満を口にすることも無く、幸せだったのかと思う。

コメント (1)
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