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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

前向きな人たちの前向きなおしゃべり

2018年10月27日 17時09分25秒 | Weblog

  市民による市民のための市民講座を、企画・運営してきてくれた仲間が14人も集まってくれた。ただ、昔を懐かしむおしゃべりの会でよいつもりだった。「皆さん、どうしている?」という声が、「また、みんなで集まれるといいね」に変わり、「同窓会」を計画した。市民講座は10年・50回を区切りに打ち上げたのが2016年、基金が残っていたので昨年の暮れに「同窓会」を開いたが、今回で完全になくなった。

 2年も経つのに皆さん元気だ。一番感心したのは、「せっかくだから、一言ずつ、悩みや困っていること、話したいことなど、お願いします」と向けると、全員が全員、とても上手にまとめて近況を話された。私がみんなを引っ張ることなどおこがましかった。むしろ、私がみんなに付いていく側だった。無駄な時を過ごしている人はいない。みんな前向きに生きている。こういう人たちに巡り合えたからこそ、市民講座は10年も続けられたのだ。

 14人も集まったので、話題が2つに分かれていた。私たちのグループは先日の三砂先生の講演を受けて、どのようにして結婚に至ったのかで話の花が咲いた。お店の女将さんまで捕まえて、ダンナさんと結婚したいきさつを聴いた。お見合いが1組で残りは恋愛結婚だったのも時代を反映していた。しかも、恋愛結婚が幸せではなく、夫婦は別々のことをしていても、非難や不満を抱え込まなければいいと、悟ったような家族話になっていた。

 宴会は盛り上がり、挙句の果てに「1年に1回くらい、こうして会うのもいいね」と言い出すので、「そうなると会費を、今日の倍は集めないとやれません」と私は釘をさすが、「何倍であろうと、会費を集めてやればいい」と主張する。「やれ、やれ」と声高に言われても、結局、事務方を私が務めなくてはならない。そういう役回りの人がいなければ会は続かない。それが私に課せられた使命なのだろう。やれるうちはやろうと心で決めた。

 帰る頃は雨降りでバタバタしてしまったので、せっかく女将さんにアユの塩焼きを持ち帰れるように、包んでもらったのに忘れて来てしまい、なんとしても口惜しい。

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