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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

役所が頑なに守るもの

2018年10月05日 18時19分58秒 | Weblog

  NPOを立ち上げて10年、法人だから当然のことだと思いながら、毎年、県や法務局に提出する書類で四苦八苦している。法務局への書類は司法事務所から催促が来るので任せているが、もちろん請求書もついてくる。県への書類はパソコンでできることなので、私が引き受けているがこれがなかなか骨が折れる。

 先日も県からNPO法の改正に伴う定款変更の指示がきたが、書類を眺めてもよく理解できない。市の担当者に聞いても専門の者はいなくて、NPOの相談窓口で聞いてもらったが、「間違ったことを言ってはならないので、県に直接たずねて欲しいと言うことでした」と返事があった。県の方も最近は丁寧になってきているから、その方が手っ取り早いと思い、県の担当者に会って来た。

 若い男の子で私の話を聞いて、「こりゃーダメだ」と思ったのだろう、1つ1つ丁寧にこうすればいいと指示してくれた。それで、今日の午後、パソコンい向かって取り組んだけれど、4時間もかかってたった2枚の書類しか出来なかった。「ダウンロードすればいいですよ」と教えてもらったが、その文面に私のパソコンで文字を打ち出すと意に反するところで勝手に行替えしてしまう。簡単な文なのにどうしてもいうことを聞いてくれない。

 こうなったら手書きで提出してやろう。でも、「パソコンで提出してください」と言ってくるだろうな。どうして手書きよりもワープロのものの方が信頼度が高くなってしまったのだろう。教員になったばかりの頃はコピーもワープロもなかった。テストはガリ版で作った。それがいつの間にか、パソコンで制作して提出するようになった。でも、おかげで、私が地域新聞を発行するようになって5年も経つと、パソコンはもう一般化していて、パソコンをこなす有能な若い女性が入社してくれて、一気に活動の範囲が広がった。

 今、彼女が新聞を継承してくれているが、私の時代とは異なる紙面づくりをしている。時代は大いに変化している。けれど役所というところは古いものを頑なに守っているようだ。

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