ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ハナミズキの並木が続く岡崎の三条通。春の特別公開も始まる、一初が咲く尼寺「得浄明院」。

2014-04-25 | 自然


29日から、平安神宮の鳥居のそばで始まる「ネコのミモロの京都案内写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょvol.2」。写真展を開催する岡崎エリアは、今、いろいろな花が咲き始め、清々しさはいっそう。
「へー、こんなに三条通がキレイだって知らなかった~」と、いつも通る三条通は、今、ハナミズキが咲き、白い並木が両脇を飾っています。


若葉が茂る、三条通沿いの「粟田神社」ミモロは、「どうぞたくさんの人が写真展に来てくれますように…」とお願いを。

ミモロの写真展と同じ4月29日から、春の特別公開が始まるのは、知恩院の黒門への参道にある尼寺「得浄明院」です。
ここは、伏見の宮ゆかりの尼寺で、善光寺の京都別院として、多くの女性たちに崇敬されている寺院です。第五世のご住職、伏見誓寛さまは、徳川慶喜の曾孫でいらっしゃいます。

さて、ここの見所は、境内に可憐に咲く、早咲きのアヤメ「一初(イチハツ)」。

「もう、ちらほら咲きはじめてる~」。5月初旬には、境内いっぱいに花がみられることでしょう。
「他のお花も咲いてるねぇー」

アヤメやツツジも咲きはじめました。
今、見ごろを迎えているのは、シャガの花。お寺のちょっと奥まった日陰に、白い花をつけてます。

*「得浄明院」の春の特別公開は、4月29日~5月13日 9:30~16:00 拝観料500円 一日30客限定のこちらの手づくり甘味500円も花を眺めながら頂けます。 京都市東山区知恩院山内林下町 075-561-3767 地下鉄東西線東山駅徒歩5分。

「あ、そろそろ咲いてるかも…」ミモロが向かったのは、京都市美術館の東側の日本庭園。「ここに藤棚があるのー」
「あれ、まだ咲いてない…」残念ながら、まだここの藤は、2分咲き程度。「また来なくちゃー」。
桜が見えた池も、今は、若葉が茂り、緑色。

岡崎エリアで、藤が咲いていたのは、聖護院のそばの「泉徳寺」。
 
「きっとご住職は、お花が大好きなんだねー」お寺の外の花壇には、小さな花がうえられていました。


桜、紅葉、雪景色と四季折々、美しい境内の南禅寺。ここも、今は、清々しい若葉が、勢いよく育っています。
 

ミモロの写真展にいらしたら、ぜひ、岡崎エリアのお散歩も…。
「きっとすごく気持ちいいよ~」と、ミモロ。ぜひ、みなさまのお運びをお待ちしています。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロよりお願いで~す。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロ、西京警察署で、講演。京都の観光文化や、警察官に望むことなどをお話。

2014-04-24 | イベント

「ミモロちゃん、京都の暮らしで、感じていることなんか、お話してくれないかなぁ~」と、ある日、京都の西京警察署の副署長さんに言われたミモロ。西京警察署では、ときどき、外部のいろいろな職業の人を招いて、お話を聞くのだそう。「え~警察でお話するの?ミモロできるかなぁ~」と、ちょっと心配そう。

でも、「京のおもてなしリーダー」として、お役に立つことは、なんでもしようと決めているミモロ。「むずかしいお話できないけどいいんですか?」と、自信なさ気ながら、お引き受けすることに…。

4月22日に、ミモロは、朝、8時半に西京警察署を訪れました。
 西京警察署は、京都の西、大阪に接する場所にある西京区を管轄する警察署。京都には、それぞれの区に、警察署があり、区民の安らかな暮らしを守っています。

講演会場は、警察署の大きなお部屋。そこになんと100人ほどの警察官がミモロの話を聞くために、集まってくださいました。会場にはいり、檀上にのると、警察官が、全員、一斉に立ち上がって、ミモロに敬礼。『キャードキドキしちゃう…どうしよう…』ミモロの緊張は高まります。壇のそばの席には、署長さんと副署長さんが座っています。

ミモロは、用意してきたパワーポイントで、ミモロの京都暮らしの写真などを示しながら、お話を進めます。
「あのーミモロは、東京の田園調布で生まれて、京都に来たのは、東日本大震災が起こってから、1か月ぐらいたってからです…」とまず自己紹介。
「これ、一番初めの写真でーす」などと、いままでのブログのお話をしてゆきました。

そして、「あのねー京都って、本当にお祭りや見るとこがいっぱいあって、ビックリしちゃいました。京都ってすごいなぁーって思います…すごく魅力的な町なんです…特にミモロみたいに他の土地から来たものにとって…」

会場を見まわすと、ズラーッと制服姿の警察官。ほとんどが男性で、女性の姿は稀。『ふつう、ミモロの写真見ると、キャーカワイイっていってくれるのに…なんの反応もない…どうしよう…』と心の中で、ハラハラ…。
みんな真剣な面持ちで、微動だもせず、じっとミモロを見つめます。『普通の講演会と雰囲気が違う…』とお話しながら、ますます緊張するミモロです。

ミモロは、京都で行ったいろいろなところの写真をスクリーンに映します。その中に、警察官の馴染みの場所も…。
「あ、これは、京都府警の広報センターに行ったとき…」

「自転車の乗り方のシュミレーションや110番の電話の掛け方なんかを体験しました。すごく面白かったです」

「それから、ミモロも警察官になりました」この写真が映った時だけ、ちょっと笑いが…。「あのー帽子からでたお耳がポイントでーす」と、すかさず…。

その後、話を進めても、会場の雰囲気は変わりません。笑顔がない会場…

『どうしよう…つまらないのかなぁ…』と心の中で不安に…。

次に西京区で行った場所を…

松尾大社、桂離宮、大原野神社、正法寺など、西京区にある名所を次々に…。
自然豊かな西京区の魅力を伝えます。「でも、みんな知ってるよねぇ~ここの警察官なんだから…」

「西京区って、京都に11ある区のなかで、唯一市営地下鉄が走ってないんです…」とミモロ。『ここでちょっと笑い取れると思ったのに…不発…ダメだ~』だれも笑ってくれません。

いよいよ講演のおしまいに…、最後に警察官に望むこと…
「あのねー、京都には、海外からの観光客がたくさん来ます。よく道に迷ったりしています。そんな時、警察官に聞きたいけど、英語が通じなくて…。だから、英語が少しでもお話できるようにしてほしいでーす。そして、これからもみんなのために頑張ってください」と…。

ミモロの約45分ほどのお話は、終わりました。

すると、再び、全員が起立して、ミモロに敬礼…。ミモロも深々とおじぎを…。
『ミモロ、おじさんたちにも人気あるのに…どうしちゃったんだろ…自信なくしちゃった…』と、ガックリしています。

そして、ミモロは壇上から降りて、署長さんたちがいるお部屋へご挨拶に向かいました。

「ミモロちゃんお疲れ様…」と署長さんが、優しい笑顔で迎えてくれます。「でもー上手にお話できなかった…クスン」と落ち込むミモロです。だって、だれもミモロの写真を見て、カワイイって言ってくれたり、笑ってくれなかったから…「きっと面白くなかったんだ…ごめんなさい…」とガックリしています。

「え、そんなことありませんよ。すごく西京区のことわかったし、楽しかったですよー」と、副署長さん。

「すごく写真可愛かったですよー」と、女性警察官の方も…。
「ホント?」と、少し元気になるミモロです。
「はい、これ食べてね…」と渡されたのは、桂離宮の近くにある「中村軒」の麦代餅(むぎてもち)。「わーこれ食べたかったの…」と、思わず笑顔に…。お家に帰ってから頂きましょう。

「ミモロちゃん、頑張ったから、ご褒美に特別に、パトカーに乗せてあげる…」

警察に待機しているパトカーに…。
 
「ウーウー」とサイレンを鳴らす真似をしながら、運転席でハンドルをにぎります。
「やっぱりパトカーってすごくキレイに磨かれてるねぇー」と、ピカピカのパトカーに触って感激しています。
感激するポイントは、そこ?ごめんね、いつも乗るのは汚い車で…。

さぁ、もうお暇の時間よ…「もう行くの?」もっとパトカーを見ていたそうなミモロでした。

西京警察署のみなさま、ご清聴ありがとうございました。



こぼれ話・・・・
後で、副署長さんからお電話を頂きました。「みんな面白かったっていってましたよ。ミモロちゃんの写真楽しかったし…ありがとうねぇー」と…「ホント?」 

「ミモロちゃんの写真展にも家族で行くって人、結構いましたよー」と言ってくださいました。

ひとりひとりの警察官は、みんなすごく親切で、優しい感じ…。でも、たくさん集まると、やっぱり迫力ある~。と思うミモロでした。

こんな経験できて、感謝でーす。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてねー。ミモロからのお願いで~す。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来週に迫る「ネコのミモロの京都案内写真展」。その前に開催中のプレイベントの「作家展」

2014-04-23 | イベント

いよいよ来週4月29日(火曜)から、京都・岡崎の平安神宮の鳥居のそば、「きねやギャラリー」で開催される「ネコのミモロの京都案内写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょvol2-」の準備に忙しいミモロ。

時間を見つけては、以前、取材などでお世話になったお店にDMハガキを届けます。
「あのーまた写真展するんで、お客様に、渡してくださーい、お願いしま~す」
ベルギー生まれのビスキュイの専門店「ビスキュイテリー デストレー」に。「わー楽しそうな写真展ですね~」とレオンさん。

つづいて、ちりめん山椒の「寺町しののめ」に足をのばします。「はい、がんばってねー。ミモロちゃんの巫女さん姿カワイイねー。こういうカワイイ写真がいっぱい展示されるの?」「はい、いっぱい…」

「ミモロちゃん、京のおもてなしリーダーになってから、ますます頑張ってますねー」と、「菊屋雑貨店」の方。「はい、ご褒美…」と、ミモロのリュックに飴をいれてくれました。「ありがとう…またね~」とハガキを渡して、
次は、四条河原町方向へ。「お腹空いた~」と、ミモロ。そこで裏寺町といわれる、河原町通と寺町通の間に走る道にある「サラダの店 サンチュ」へ。「ハイ、お店に置いておきましょうね…」「いつもありがとうございます…」とお礼を。ここでランチを頂くことに…。
お家に帰る途中で、三条通のがま口、口金専門店「まつひろ商店」へ。「きゃーまたかわいい写真展なのねー」と、以前、昼休みに見に来てくれた皆さんです。

さて、1週間後に写真展を開催する 岡崎 神宮道の「きねやギャラリー」では、今、そのプレイベントとして、写真展にも参加してくださる作家さん3人の作品とミモロも以前伺った絞りのお店の展示会が行われています。
 

繊細な美しいフォルムの器は、陶芸家 河合正光さんの作品


涼やかでカラフルなガラスの作品は、ガラス作家の古田利一さんの作品。


手描き友禅職人さんの下山誠さんのTシャツやトートバックも並びます。
 

また、店の奥には、絞りの「片山文三郎商店」の品がいろいろ。
 

ミモロの写真展の時は、11名の作家さんが登場しますが、今は、4名なので、作品数も多く、ゆっくりご覧いただけます。
ぜひ、神宮道に来たら、寄ってみてください…。ミモロは、写真展の準備のため、ここにはいませんが…。

「わーがんばって、準備しなくちゃ~」と、来週、みんなに会えるのを楽しみにしているミモロです。

*神宮道「きねや」きょうとし左京区岡崎円勝寺町140 ポルトド岡崎1F 075-751-6677 作家展は、4月22日~4月27日 10:00~18:00 です。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本を代表する仏師、松本明慶の仏像約100体を展示する「松本明慶仏像彫刻美術館」

2014-04-22 | 博物館・美術館

「ミモロちゃん、素晴らしい仏像をいっぱい見られるところに行かない?」と、ある日、お友達に誘われたミモロ。向かったのは、京都御所の西側、護王神社から、西に100メートルほど行ったところにある「松本明慶仏像彫刻美術館」です。
  
開館日は、月に4回ほど。原則として毎月第1、第3の土・日曜です。

入口を入ると、すぐ大黒様がお出迎え…「おや、小さなお客様…いらっしゃい…ゆっくり過ごしていきなさい…」とおっしゃっているようなまなざし。「はい、ありがとうございます…」なんとなくミモロと心が通じているようです。
ミモロの大好きな大黒様、なぜかミモロは、大黒様、大国主命ととても縁があるのです。

さて、この美術館の入館は、無料。受付で、名前と住所を書いて、中に進みます。
館内は、撮影禁止。でも、一部だけ、特別撮影を許可していただきました。

「わーいろんな仏像の絵ハガキがある…」
これは、干支ごとに守護する仏様が一堂に会した絵ハガキセット丑年なら、文殊菩薩、未・申年なら大日如来という風に…。

ミモロは、何年?「え?ネコ年…」

「たくさん絵ハガキの種類がある…これ全部、松本明慶さんの作品?」そう、

松本明慶さんは、昭和20年京都市生まれ。17歳の時、弟さんの死にあい、その無念の思いが、仏像の世界に入ることへと導きます。以来、仏像彫刻一筋に歩まれ、京仏師を代表するおひとりに…。

鹿児島、最福寺の世界最大級の木像仏、大弁財天坐像をはじめ、日本全国のさまざまな寺に、松本明慶作の仏像が納められ、人々の心のよりどころになっています。


「キャーこれカワイイ…」これは、松本明慶さんの工房でつくられた一刀彫の干支。今年の午も凛々しく。

「欲しいなぁ~」とミモロ。どれがいいの?「えーと、この子…」と選んだのは、虎。「だって、目が合っちゃったんだもの…」まぁ同じネコ科同士、なんとなく似ています。
「それぞれのデザインを作るのに、それは時間を掛けているんですよ」と、受付にいらした方。実は、松本明慶さんの奥様。
「若い頃から、松本は、この干支人形づくりを、随分やってきたんです。だから、今も干支人形への思い入れは、格別なんです」と。なんともつぶらな目が愛らしいお人形。「来年の未も、カワイイのができるようですよ」と、今から楽しみに…。

さて、1階には、工房の様子や、仏像彫刻に関するお話のビデオが流されています。
それを見てから、仏像が並ぶ展示室に向かうのがおすすめ。

展示室は、3つあり、そこにそれぞれ見事な作品が並んでいます。お寺と違うのは、仏像をすぐ目の前で見れること。
仏像好きには、細部までよく見ることができるのは、うれしいこと。

ここで、撮影許可を頂き、丸い「円大黒天」の前に。
「心が丸く穏やかになる仏像だねぇー」本当に、福がおとずれるように、まずは、心を丸く…。

展示されている仏像は、一木造りの仏像も多数。一本の木から生まれる仏像です。その巧みな技は感動もの。
「きっと木の中に仏様がいらっしゃって、それを彫りだすって感じかな?」とミモロ。
ほかにも極彩色のまばゆい仏像なども…。そこにいらっしゃる仏師の方から、説明も聞けます。

仏像のもつ、独特の美しさをいっそう身近に感じさせてくれる美術館です。

*「松本明慶仏像彫刻美術館」京都市上京区下長者町通室町西入ル鷹司町16 開館は、原則として毎月第1、第3土日のみ10:00~17:00 来館希望の場合は、開館日確認のため、松本工房(075-332-7974)まで、要予約。また仏像や仏壇の飾り方などがよくわかる「松本明慶 仏像と仏師の世界」のホームページもおすすめ。





人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロからのおねがいでーす。ありがとう…
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京美人をつくる新京極「左り馬」。舞妓さんや歌舞伎役者なども贔屓にするプロ仕様の化粧品

2014-04-21 | 美容

京都の繁華街のひとつ新京極。その中程にある「左り馬」は、昔から京の女性たちの憧れの場所。
 
明治5年に、京都の町の活性化をめざし作られた新京極。修学旅行生や観光客のメッカとして知られるアーケードです。時代と共に、店の入れ替わりが多い通りで、明治30年代から、小間物やメリヤスなどを扱う店として生まれた「左り馬」は、戦後、太秦などの撮影所、南座などに通うは役者さんをはじめ、京都の五花街の芸妓さんや舞妓さんらに、愛用される舞台化粧品や日常の化粧品などを扱ってきたお店です。

店内は、有名国内化粧品メーカーの品々などもいろいろ。その中で、ミモロが心惹かれたのは、やはり舞妓さんや役者さんたちが愛用するプロ仕様の品々です。

「これ歌舞伎役者さんたちが使う白粉?」とミモロが棚を覗いていると、ご店主の井上さんが、声を掛けてくださいました。「ここに並ぶのは、歌舞伎役者さんや舞台、映画などで活躍する方たちが使う化粧用具です。歌舞伎役者さんは、自分で、役にふさわしい化粧をします。また、舞妓や芸子妓も自分で…毎日…。だから自分たちが使いやすいものを買いにくるんですよ。そうそれは白粉…水で溶いて、ハケで顔や首などに塗るんです」と。

普通の化粧品店では、目にすることがない品々がいろいろ…。
舞妓さんやお相撲さんが髷を結うときに使う鬢付油(びんづけあぶら)。「舞妓さんやお相撲さんとすれ違うと、ほんのり独特の甘い香りがするんだよねー」と、香りを思い出すミモロ。

「これは、血糊…」「えー役者さんが、切られたり、殺されたりするときに使うものでしょ…」映画、舞台などでは、一般の化粧とは異なり、いっそうさまざまな色が、役作りに使用されるもの…。普通の化粧品店では、目に掛れないような色など、実にメイクアップの品も多岐にわたります。

「あ、これ付け髭…」 眉毛などにたして使うものも。

「キャーいろんなつけまつげ…」ステージ映えするカラフルなつけまつげもいろいろ。「ミモロの目も大きく見えるようになるかなぁ?」と・・ちょっと憧れている様子…。

「プロ仕様のものでも、一般の人たちが使いやすいように、今は、随分工夫されているんですよ」と井上さん。
「使い方ひとつで、普通の化粧品より、効果的だったり…こうやって伸ばすと、自分の肌に合った色になるでしょ、しかも粉浮しないんです」「なるほど~」と、頬紅の上手な使い方を教わるミモロです。

「プロの人たちが愛用するものでも、一般の人たちが使いやすいものもあるんだー」と。例えば…

紅や紅筆。程よいコシのある馬の毛を使用したもの。太さもいろいろ…一番細いのが口紅用にピッタリだとか…。
また、頬紅や白粉に使う化粧刷毛もあると便利な品。
化粧くずれを防ぐあぶら取り紙は、ここ「左り馬」の評判の逸品。「俳優さんたちも愛用してるんだってー」おみやげにもおすすめの品。

「わーレトロなパッケージがすてき…」資生堂の練紅、練白粉など…「こういうものも資生堂で出してるんだー」と。

さらにこのお店で注目したのが、「左り馬」オリジナルのスキンケア製品。毎日、化粧をする芸妓さんたちや、女性たちに評判の肌にやさしく、しかもしっかり落とせるクレンジングや化粧水、クリームなど。


一皮むけた粋な女性に欠かせない、肌の古い角質などを落とすボディスクラブで、ツルツル肌に…。


舞妓さんと共同開発でうまれた品々も見つけました。女の子のミモロは、もう夢中…

落ちにくく、くっきり描けるアイライナーや小さ目のコンパクトが携帯に便利な白粉など。
 

さらに京都らしい品といえば…
絹織物で有名な丹後地方。そこの丹後織物工業組合が開発した絹から生まれた入浴剤。絹に含まれる保湿成分が肌の乾燥を防ぎ、しっとり肌に導きます。「これ、入れてお風呂に入ると、ミモロの毛並もしっとりするかも…」と…。
「これもおすすめなんですよー」と井上さんが、ミモロに教えてくれたのは、若狭の椿油と丹波の蜜ろうを使ったクリームやローション。自然派には、おすすめの逸品です。

ミモロそろそろお暇しましょ…「えーもっと見たい~」。化粧品店は、女性の憧れがいっぱい…。
「ミモロも京美人になるの~」と、なかなか動こうとしません。

町の化粧品店の数が少なくなっている昨今。京都でも、量販店やドラッグスストアー、コンビニなどでの化粧品の扱いが増えています。そういうお店では、今の売れ筋商品しかお目にかかることができませんが、この「左り馬」には、販売数は少なくなっても、愛用者がいるロングセラー商品を見つけることができます。「おばあちゃんが愛用してた資生堂の化粧水…」そんな品も置いています。
京都の女性たちの美しさを支える、素敵なお店です。

*「左り馬」京都市中京区新京極通錦小路上ル 075-221-2221 10:30~20:00 毎月第3木曜休み オリジナル製品など通販もあります。ぜひホームページをみてください。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする