自然保護などの地道な活動を続けて15年の「ビーバーの山の会」。京都市から「京都環境賞」特別賞「生物多様性保全賞」と受賞しました!
ミモロもメンバーとして活動に参加している「ビーバーの山の会」。
京都、左京区最北端の山里久多の「自生寺谷」という深い谷エリアで、そこの自然観察および保全活動などを15年に渡り地道に行っています。
12月19日、この日、京都市役所で授賞式が行われ、ミモロは、会の代表である栗原さんと出席することに。
会のメンバーとしては新参者で、体が小さいため、ほとんど猫の手のお手伝いしかできないミモロですが、いつもブログでその活動などをリポートしていることから、「ミモロ、会の報道担当として頑張る!」と式に参列することになりました。
京都市役の前で待ち合わせして、内部へ。
「授賞式はあちらですよ~」と市役所の職員さんが持つ表示に従います。
「この階段の上のお部屋だね~」と
やや緊張した足取りで、階段を上る二人。
[このステンドグラスきれいね~」と、緊張を紛らわす二人です。
「ここだね~」
受賞会場の中に入ると、まず市の職員の方から、表彰式の段取りが説明されます。
「表彰状を受ける方は、前のお席に、付き添い方は、その後ろに座ってください~」と。
「ミモロ、後ろに行かなくちゃ~」と栗原さんの後ろに座るミモロです。
「あれ~みんな黒いスーツ姿で出席してるんだ~どうしよう~山に入るスタイルで来ちゃった~」と慌てるミモロ。
「失礼だったかな?」とちょっと気にしますが、もうどうしようもありません。「でも、山に入って、環境の保全をしてるんだから、いいよね~それに付き添いだし…」
14時の定刻通り、表彰式が始まりました。
そもそも「京都環境賞」というのは、市民や事業者などの環境に関する関心を高め、さまざまな実践活動の更なる推進を図ることを目的として、平成15年度に京都市が創設した賞で、地球温暖化の防止、循環型社会の推進などの環境保全に貢献する活動を実践している人たちを表彰するものです。
「そういう賞があったんだ~」と全く知らなかったミモロ。ある日、たまたま市役所に行ったとき、その募集を知り、「これビーバーの山の会の活動していることにピッタリじゃない!」と確信。代表の栗原さんに伝えました。栗原さんも、今までその賞の存在を知らなかったそう。でも、さっそくこれまでの活動など内容や成果などを綴り、応募。しばらくして「受賞」の知らせを京都市環境政策局から頂くことに…。
*「京都環境賞」の詳しい情報はホームページで。ちなみに毎年、6月1日~8月31日が募集期間です。
今回の第21回の「京都環境賞」には、57件の応募があり、京都市環境審議会京都環境賞選考部会での議論を踏まえ、22者が受賞者に決定されました。その内「大賞」「特別賞」の8者が、表彰式に出席。14者は「奨励賞」で記念品の授与が…。
まず表彰されたのは、「京都環境賞大賞」を受賞した「株式会社ヒューマンフォーラム」です。
不要衣類の回収など市内で幅広く展開。京都独自の地域内循環の仕組みを作ることを目指しています。
「大賞」受賞者には、京都産の木材からできた記念の盾も授与されました。
「あれ、素敵~他の人も頂けるのかな?」と期待するミモロ。でも、それは残念ながら大賞者だけでした。
なお、「大賞」の副賞は10万円です。
次は、「特別賞」です。
「地球温暖化対策賞」は、「第25回日本医薬品情報学会・総会・学術大会」です。
学術大会において、初の斬新な試みとして、SDGsをテーマに大会を運営。ゴミ・プラ・食ロス削減を実行。
「次は、いよいよビーバーの山の会だ~」とミモロも緊張。
「生物多様性保全賞」を頂きました。
15年間、久多において、散策路の補修、谷川の流木撤去。希少種の保護、動植物の定点観測、専門講師を招いての自然観察会や山菜料理教室などのイベントの実施。さらに4年前に京都市域で絶滅寸種の植物を発見。
「循環型社会推進賞」は、「西喜商店」です。
市場などに滞留した青果を積極的に活用。食品ロス削減に貢献。新たな流通の循環創出を図ります。
「環境担い手賞」は「京都華頂大学現代家政学部食物栄養学科」です。
学生たちの環境保全への貢献を促し、食品ロス削減のもと、さまざまな事業者や京都市と連携し、体と環境にやさしいメニューの考案などを実践。
「個人活動賞」は、劉大可さんをはじめ、留学生の3人組。
火災で焼失した町家を焼損材と廃材を再利用し、自作した床材などや苔、竹を組み合わせで、人々が休憩所として使用する建物を再構築。
「KES推進賞」は「JR西日本京都SC開発株式会社」
斬新なさまざまな方法で、京都ポルタ館内でのフードロス対策に、飲食店で発生する食品ゴミなどの排出量削減などに取り組む。
「エコ学区賞」は「久我の社自治連合会地域ごみ減量推進会議」です。
循環型ライフスタイルの普及を目指すと共に、住民の自発的なエコ活動を促進。さまざな取り組みを実施。
全7者が受賞しました。尚、副賞は2万円です。
「あれ?副賞って、ここで授与されないの…?」とミモロ。
なんでも、それは後で振り込まれるんだそう。
「キャッシュレスが進んでも、なんか金一封で渡されないと、実感わかないね~」と思うミモロでした。
きっと、金一封ののし袋もゴミになるから削減ということでしょうか?
さぁ、次は、式後半に…
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京都環境賞を受賞したのはすごいですね。
15年間の活動が認められてよかったですね。
やっぱり自然保護は大切ですね。
人間は自然と協調して生きていかないと
地球の未来がない感じがします。
これからもがんばってくださいね♪
本当に「ビーバーの山の会」のみなさんの長年の地道な活動が認められて、よかったですね~。
ミモロは、まだ3年くらいしか活動に参加してなくて、なにせネコなので、あんまりお役に立ってないんですけど、みなさんとご一緒に山に入ると、本当にいろいろ自然のことを学ぶことができ、楽しいです。
いろいろな動物や植物、虫や鳥が安心して暮らせる地球…もっと大切にしなくちゃ!ってつくづく思います。これからも活動をリポートしますね~
ミモロ