今年の節分は、2月2日。ミモロは、前日の1日に毎年訪れる「聖護院門跡」と「須賀神社」に参拝しました。
「わ~鬼さんいる~!」と1年ぶりの再会に駆け足で抱き着くミモロ。
「あれ?この鬼さん、お友達の鬼さんじゃない…でもいいや~」と。顔なじみの鬼は、この日はお休みのよう。いつもは緑鬼と黒鬼もいますが、この日のシフトは1人だったよう。
今年も「聖護院門跡」では、2日の13時から追儺式、15時から採燈大護摩法要は行われますが、福豆まきは中止です。
「参拝者が密にならないように注意しながら…」とお寺側も心を配っています。どうも立ち止まって拝見はできないようです。
境内には、追儺式の準備が整っていますが…いつもこの周りには、いっぱいの人垣ができます。
でも「だれもいない~」
ミモロは、本堂にろうそく1本を献上しました。
「ろうそく1本…家内安全、心身献上、コロナ退散…」と大きな声でミモロのために祈ってくださる声が境内に響きます。
「なんかだれもいないんですね~今日‥」とミモロが山伏さんに伺うと、「はい、もう50年ご奉仕してますが、こんなことは初めてです」と。
いくら節分の前日とはいえ、いつもなら大勢の人がお詣りして、境内は賑わうのに…。
宸殿の不動明王さまの前では、節分の厄払いのご祈祷が行われていました。
ミモロは、入口からずっと手を合わせ、般若心経をいっしょに唱えました。「こんな静かな節分初めて~」お経がいっそう厳粛なものに感じられるひとときでした。
ガランとした境内…「ホント信じられない景色~」と言葉にならないミモロです。
「こっちはどうかな?」と通りの向かい側にある「須賀神社」へ
ここも毎年、節分で賑わう神社です。それは、年に1回、節分だけいらっしゃる「懸想文売り」さん。
恋の成就や着物などに恵まれると言われる女性に人気のお札がこの日だけ登場します。
「あ、懸想文売りさんこんにちは~」と毎年お目にかかる方。
「こんにちは~今年も来ました~」と神社の方にご挨拶。「よくいらっしゃいました~」
「なんか空いてますね~」とストレートな言葉。「はい、今年はね~」と、お守りやお札などを求める方の数は激減です。
だれもいない本堂に参拝
いつもは緋毛氈の上でお茶とお菓子を頂くミモロ。
「今年は、お持ち帰りだけです~」と。「う~お茶飲めないんだ~」
節分の時期だけ登場する「須賀多餅」は、白餡入りの小さな大福。
「あの~おうちで食べます~」と2こを袋にいれてもらいました。
節分にミモロがいろいろな神社などを参拝すると、必ずミモロをご存じの方にお目にかかれるのに…。
「今年は、だれもいないもの…」と寂しそうなミモロです。
「なんか寒くなってきたね~」というので、近くの「河道屋養老」で、お蕎麦を頂くことに…。
「ミモロの大好物のニシン蕎麦にする~」と、ここに来ると必ず注文するお気に入り。
「これこれ~」とニシンの姿が見えないニシン蕎麦。実は、おそばの中に大きなニシンが隠れているのです。
「美味しかった~」とお店を後に…。「なんかお店も空いてたね~」と。節分の時期は、お店は大忙し…のはずですが、今年は…。
いつもどこかの豆まきに行くのが、楽しみなミモロですが、京都市内の豆まきは、すべて中止状態。
でも、2日にも、節分の雰囲気を味わいに出かけるつもりのミモロです。
「だって、鬼のお面、節分しかかぶれないんだもの~」今年は、鬼のお面の上からマスク?
もう誰だかわかりません。
「う~苦しい~。でも鬼さんもマスクしなくちゃいけないんだよね~ホントは…」
え?鬼さんは、コロナにかからないんじゃないの?「そうか、やっつける側なんだよね、きっと…」
昨年は、節分までは、ギリギリいろいろな催しができました。「来年は、きっと豆まきできるよね~」
そうなるように充分注意しましょうね。
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