8月3日に、三条通と知恩院の参道の間を流れる白川を使って行われた、恒例の「白川子供まつり」。約2万匹の金魚を川に放流し、それを捕まえるダイナミックな金魚すくいが、子供たちに大人気。

金魚の放流時間以外は、フリータイム。ミモロは、川沿いに並ぶテントなどを楽しむことに…。
ミモロ自身が金魚すくいをするには、川は深すぎ(ミモロのちょうど背の高さ)、元気な子供たちと金魚を奪い合うのは無理と悟ったミモロ。「こっちで金魚すくい楽しもう…」と、小さな子供向けの金魚すくいコーナーへ。


「ここなら、ゆっくり金魚すくえる…あの~やってもいいですか?」「どうぞ…」

「えい・・・」


全部で6匹すくいました。「「わ~楽しい…」ミモロは、金魚をすくうことが楽しくてたまりません。
「たくさんすくえて、よかったね~」とお姉さんたち…。

「いいの?持ってゆかなくて…」「うん、お泊りでお出かけすること多いから、金魚さん可哀そうだから…バイバイ」と、その場を離れるミモロです。
続いて、おやつのテントへ。「ミモロちゃん、ソースせんべえ、食べてかない?」と、ミモロをよく知る粟田神社の神輿会の方々。


ミモロは、口の周りを緑色にしながら、ソースの味が染みたおせんべを頬ばります。
テントには、「こども神輿 参加者募集」のポスター。

「白川子供まつり」では、このソースせんべえをはじめ、かき氷、ポプコーンも無料です。

金魚の放流の合間、「これなあに?」と、次に訪れたのは、水槽に、透明感のあるカラーボールが沈んでいるところ。


よく弾むスーパーボールすくいは、以前、他の場所でしたことがありますが、どうもこれは別物。
「このボールは、弾みませんよ…。水にいれて楽しむもの。水から出すと、萎びてきます」と係のお姉さん。

「ちょっと泳いでみよう…」ミモロには、深い白川…。浮き輪を付けて、いざ川の中へ。


はい、捕まえた…。川に流される前に捕まえなくてはなりません。「もう1回…」

さて、そんな白川には、いろいろな生き物が暮らしています。川エビ、うなぎ、ブラックバス、カニなども…


京都大学の学生さんたちが、白川の生物の紹介をしていました。「金魚以外にも、いろいろいるんだ…」
金魚は、放流してしばらくだけ…。子供たちのネットから、逃げ延びた金魚も、水鳥やサギなどのエサになってしまうとか。
「こんなものもいるんですよ…」と、金魚が入ったバケツから取り出して見せてくれたのは…。


「え~スッポンも白川に住んでるの…」とビックリ。去年もスッポンを捕獲したという方、「家に持ち帰ったスッポンは、かなり大きくなりましたよ~」と。なんでも白川には、スッポンのいる穴があるそう…。
「え~噛みつかれたら、どうしよう…」小さいながら、気性は、やはりスッポン。首を伸ばし、口を大きく開いて、噛みつこうとしています。「でも、子供のスッポンがいるってことは、親のスッポンもいるわけでしょ…親は、どれくらいの大きさなんだろ?」と、想像をめぐらすミモロです。

町中を流れる白川…。琵琶湖疏水からの水は、いろいろな生物を育んでいるのです。
金魚の放流係の役割を無事に果たしたミモロ。張り切って持ってきたバケツには、金魚の姿は、ありません。
本当にいいの?金魚もらわなくて…。「うん、いいの~」と、空のバケツを持って、家に戻ります。
「だって、町のみんなと一緒に、イベントやるのが、楽しかったんだもの」と。どうもミモロは、祇園祭で、粽授与をやったりと、祭りを見るだけではなく、参加するのが楽しいよう…。
海が遠い、京都の町中に住む子供たちにとって、川で遊べる「白川子供夏まつり」は、きっと夏休みの楽しい思い出に…。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより