初夏のある日、ミモロは、京都御所の西側、荒神口と河原町通の交差点そばにある、小さなレストランの前を通りました。
ちょうどお腹が空いているお昼…「なんか素敵な雰囲気…入ってみよう…」と中へ。
「初めてのお店って、ドキドキするんだよね~」と、ミモロ。
ここは、「Mangerbien まんじぇびゃん」という名前の欧風料理店。「おいしいごちそう」という意味のフランス語だそう。
テーブル席とカウンター席のある店内は、こじんまりとした造り。
窓の外には緑も
「何にしようかな・・・」と、さっそくメニューを…。ランチは、1000円で、サラダ、ミニスープ、そしてメインとして、リゾット、パスタ、ラザニア、クレープなどの中から1品選択します。さらに100円で、ドリンクとデザートが…。
「なんかリーズナブルなお値段…選べる範囲が広い…」と、ミモロの顔にもややゆとりが…。
ミモロは、本日のパスタを選びました。「キッチンの中が見えるから、カウンター席にしよう…」と、移動したミモロ。キッチンの中を、興味津々で覗いています。
「サラダです」と、ミモロの前に、たっぷりの量のあるサラダ。
「ドレッシングも美味しい…」とペロリ。
続いて、スープも。この日は、ゴボウのクリームスープでした。
「まろやかなお味…ゴボウって、こうやって食べても美味しんだ…」いつもゴボウは、キンピラが多いミモロの食卓。「こういうお味、家庭では出せないな~」と、目を細めて味わいます。
こちらのオーナーシェフは、長年ホテルのシェフを務められた方。欧風厨房というのは、フレンチ、イタリアンなど、ヨーロッパの料理をベースに、素材によって、さまざまに調理するということから…。荒神口にお店を構えて以来、地元の方を中心に多くの常連客が通います。
手際よく次々に生まれる美味しい品々。
使い込まれ、そしてピカピカに磨かれた鍋が、シェフの真摯な姿勢を物語ります。
「あれ、ミモロのパスタかも…」
やがて、ミモロの前には、この日のパスタ「コヤリイカのトマトスパゲッティー」が、運ばれました。
「わー具もいっぱい…。トマトソースの味も上品…」
「ホント、美味しかった~今度、お友達といっしょに来まーす」とミモロ。ディナーコースも1800円からあり、またアラカルトの豊富で、ワインを飲みながら過ごすのも素敵です。
「ワインの種類も多いんだって…」ワインすきにもおすすめ。
まさにお店の名前の通り、「おいしいごちそう」に出会えるレストランです。
府立医大のそばで、最寄駅は、京阪神宮丸太町駅でしょうが、河原町通を南北に走るバスで、荒神口で降りるのがおすすめ。
*欧風厨房「Mangerbien まんじぇびゃん」京都市上京区河原町荒神口西南角 075-231-5770 ランチ11:00~14:30LO ディナー18:00~21:30LO 火・水曜休み
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