ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

三条白川を使ってのダイナミックな金魚すくい大会。「白川子供夏まつり」今年も大盛況

2014-08-05 | イベント

「わ~今年もこの季節がやってきた~!」と、楽しみにしていた「白川子供夏まつり」。ミモロの住む東山エリアを流れる白川を使っての、夏恒例のダイナミックな金魚すくい大会が、8月3日の日曜日に行われました。
「ここで金魚すくいするんだよ~」 
昨年から、参加しはじめたミモロ。今年も、張り切って出かけます。

会場となるのは、三条通から南側、知恩院の参道までの白川。
7月には、地域の人たちが、川のゴミや余分な雑草などを掃除して、金魚すくいをするのに、キレイで安全な川にしています。
主催は、粟田自治連合会。この粟田地区は、氏神さまの粟田神社の氏子さんたちを中心に、地域活性化の活動が盛んです。
「住んでる人たちが、顔見知りで、みんなでいろんなことするんだよ…」と。ミモロも京都に暮らし始めてから、この地域の方々にかわいがってもらっています。

さて、朝からミモロの準備は完璧!金魚すくいのネットとバケツを持って出かけました。
「今年もすくうぞ~!」川を前に気合を入れるミモロです。

でも、ミモロ、自分が金魚すくいする時間あるかな?
「そうだ、ミモロは、今年も金魚の放流係なんだった~」と、まずは係の受付へ。
「あの~ミモロです、お手伝いに来ました」持参の金魚すくいネットとバケツは、そっと陰に隠して…。
「ミモロちゃん、今年もよろしくね~」と、粟田自治連合会の会長さんと役員さん。
「はい、もう2回目ですから、まかせてください!」と、お気に入りの水着姿で、ちょっとお腹を突出しながら、やる気をアピール。

さぁ、金魚の準備がはじまります。
会場の一角に山積みされた段ボール箱には、この日、放流する約2万匹の金魚が、大和郡山から届きました。なんでも京都中ロータリークラブの協賛によるものとか…。

ダンボール箱の中に、空気と水といっしょにビニール袋に入った金魚を、放流用のバケツに、分配してゆきます。放流は、全部で10回。白川のいろいろな場所に、バケツをもった人が立ち、決められた時間に一斉に放流します。
 
ミモロも金魚分配のお手伝い「大きめで、美味しそうな金魚だね…」ミモロの金魚を見る目がキラリ…。食べちゃだめよ…「うん、金魚のお刺身好きじゃないから…」
今年のバケツは、23個ほど。ミモロは、川の中ほどのエリアで放流します。

川の中ほどに作られた水上ステージでは、開会の式典の準備が進みます。
「あ、あ、マイクテスト…」いいの、余計なお手伝いしなくて…

9:30 開会式が始まりました。
金魚を寄付した京都中ロータリークラブの理事長さんや、東山区の副区長さんや警察署長さん、市議さんなどが、ご挨拶や紹介を…。

「あ、ブラスバンド…」東山開晴館の生徒さんたちのマーチングバンドの演奏が、白川沿いで始まりました。

いよいよミモロの出番も…。
「放流係の人は、準備してくださーい!」との声で、ミモロは、バケツを、担当する放流場所に運びます。
「うーお水入れすぎちゃったかも…重い…ヨイショ、ヨイショ…」

無事に金魚の放流を済ませたミモロ。
「今年もたくさんの子供たちが来てくれてる…」ミモロの放流した金魚を目がけ、たくさんの子供たちが、一斉に…。

とてもミモロ自身が、金魚すくいを楽しめる状況ではありません。
ホントは、ミモロ自身も金魚すくいしたかったのに…。「どうしようかな…」「せっかく金魚すくいネットもバケツも、持ってきたのに…」と、川岸に立ち尽くすミモロです。

この「白川子供夏まつり」は、スタート当初は、地域の子供たちだけが参加していたそう。それが口コミなどで広がって、今や、家族で、車でやってくる参加者も多くなったとか。今年も、大勢の子供たちが、必死に金魚を捕まえようと奮闘。
暑さも忘れて、金魚すくいに熱中しています。

ミモロ、金魚すくえるかな?
「う~ん・・・」と、うなりながら、ネット片手に、まだ川岸で、ぼう然としているミモロでした。





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コメント (3)
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