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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

みんな子供から大人になる

2020-01-17 | 日々のこと
孫Bの生活発表会に行った。
ジジババ専用デー。リハーサルを兼ねている。
今年で連続3年目、来年もあるから連続4年になる。
孫Aは初孫だったので、なんでも初めて。
生活発表会の観覧にも気合いが入る。
孫Bは、初めての生活発表会。
お兄ちゃんは、ああだったが、弟は?
期待と不安が入り混じり、、、靴下が片方変だったり、姿勢がおかしかったり、ああ、あの子は手をかけてもらってないからなあ、かわいそうだけど、しかたない、、、なんて、けしからんことを脳が勝手に思う。
うちの孫たちは、絶対、俳優やミュージシャンには向いてないなあと。
マラソン大会の時には、絶対にスポーツ選手にはならないだろうなあと、、、確信する。
でも、小さい頃から頭角を現すのもありだが、小さい時は小さい時。
あちゃー。
期待は、瞬時に粉々に。
あれで良い。十分である。

孫Bの演技の後、関係ない学年の子供たちの合唱を聴いて、涙がはらはらこぼれた。
自分の孫でもないのに。
この大勢の子供たちは、やがて大きくなり、大人になり、、、
こんな、かわいい時代もあったんだと、信じられないだろうが、必ず、かわいい頃を通って、大人になる。
感無量。
人の子も、自分の子も、道がある。
哲学だなあ。

小さい頃から、その人物のほぼ全容のベースは見えている。
基礎、骨格部は出来ている。
あとは、どう育つか、どう育てるか。

孫Aは、去年の春は、「おばあちゃん、遊ぼう」と、うるさいほどまとわりついてきたのに、今はどう?
ケーブルテレビに張り付いて、彼はピシャリ扉を閉め、遮断。
サツマイモの追加や、サンドイッチなど、、、欲しいものをオーダーする時だけ呼ばれる、駅前の店のおばちゃん扱い。
まあそんなもんだとは思っていたが、実際にそうなってみると、答え合わせをするようである。
現実とはそんなものだ。

孫Aは、こんな大人、いるいる、みたいな、あかんやろ、それ、の典型。
昨夜も、トランプの種目を決めるにあたって、弟とジャンケンして負けると、涙を流して声を殺して泣いていた。
娘婿に、「泣かんでもいい、泣くようなことか」と叱られていたが。
理解できない不思議にナイーブな面がある。
成長期の子供は、晴れ、後、曇り、後、土砂降り、後、晴天、、、
感情の起伏が激しいし、まだまだこれから。
子供はある日突然、大人になるわけではない。
観察するには面白い動物である。

※「動物」はかわいそうかな。
子供は興味深い生き物である。