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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

良いも悪いも、見かけが、すべて

2013-05-07 | 

スペインで、おもしろい人に会った。

新幹線のマドリッド駅に現れたその瞬間。
ぱっと見。印象。
だれもが、ぐぐっと言葉を失う。
強烈なイメージ。

彼は、最後の日程の現地ガイドだった。
なにしろ、なにしろ、言葉はいらない。
なにしろ、言葉を失う。

そういう第一印象って、本人にとっては、いいこと? 悪いこと?

おそらく、若い頃は、相当、異性において苦労されたことだろう。
彼の理想は、おそろしく高く、美意識は、ありえないほど高く。
女性への想いは、情熱は、想像を絶するほど熱く。
そして、彼の風貌は・・・わたしの年齢であれば、そんなことはないが、
若い女性には受け入れがたいものがあるだろう。

スペイン在住35年。中(高)年?日本人男性。
一度も日本には帰ってないというその人は、
さすがスペイン、牛かと思う、その風貌。
ついその前に、車窓から見た、田んぼに立てられている大きな牛の広告オブジェがフラッシュバックする。
でっかい黒い、どすんとした、牛。
存在感、圧倒される。
しかも、ご本人が自虐ネタで何度も、そのアタマ、顔のデカさを強調されていたが、
いやはや、ピカソの彫刻より、インパクトは大である。

最初に、見かけで、ぐぐっと強烈に人をひき付け(びびらせ)(引かせ)
話すことば、ひとつひとつが、これまた、強烈だった。

スペイン最後の〆には、なんとも、不思議な味わいを添えてくれていた。

と、時間がなくなったところで、今日はここまで。

 

 

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