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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

心と体が、弱っている

2009-10-14 | 趣味
連休のあと、緊張もほぐれ、平常心でレッスンに臨んだ。
今回は、これといったことはなかったのだが、
やはり、私には、トラウマが根付いている。
そのトラウマは、霜降肉の、脂と肉のように、切り離せないで
叩き込まれたダンスの基本と、混ざり合っている。

「出来た!!」と、いい調子になって、喜んでも、次の瞬間は、奈落の底。
それを知っているので、レッスン時間中、ずっと気が休まることなく、緊張しっぱなし。
その場で覚えられない。
何回やっても、レッスンの間には覚え切れない。
1回出来ても、完全に、ものにしているわけではなく、また間違える。
レッスンの後に、自宅などで、何度も何度も何度も繰り返し、反芻、復習して、やっと覚えられる。

アポロンのお手本を必死で見て、覚えようとするが、
なにしろ、その場では覚え切れないのは、私の限界というものだ。
レッスン以外の場で補強しなければ、無理なのだ。
しかし、覚えきれない私に、アポロンは、容赦なく、怒鳴る。
それが怖くて、声も小さく、なにごとも自信なさげな私。

今日は、ずっと良くなっていたよ

アポロンに、そう言われても、心と体が反応しない。
なんだか、落ち込んだまま。浮上しない。
よほど、トラウマは堪えたのだろう。
そして、自分の能力をひしひしと感じる。
はじけない自分、弱っている自分。
おまけに、股関節に痛みを感じる。
老化??
レッスンで、ポーズを決めるときに、無理があった?
今後、とことんやることは、きっと出来ないだろうという、悪い予感がした。

競技の選手でもないし、プロでもないのだから、そんな悩みなんて、無いも同然。
でも、心と体が、なぜか重い。

自分で、能力の限界、天井を勝手に作って、それ以上伸びようとしないのは、良くない。

アポロンは、そう言う。
などほどね・・・アポロンも何万倍と苦悩してきたんだろう。

アポロンと私は、全てが違うけれど、
私も、そうやって、アップ・ダウンを繰り返して、少しずつ進むのだろうか。
それとも、少しずつ、下降していくのだろうか・・・。