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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

捨てた女が悪いのか、捨てられて泣く男が女々しいのか

2012-12-22 | オトコとオンナ

昨夜は、社交ダンス仲間との忘年会があった。
総勢、6名。
社交ダンス関係、面々の内部の、おどろおどろしいハナシ、内情、内幕を聞いて、
げんなり、がっかり、がっくり、嫌気がさした。


社交ダンスは、特に競技ダンスの場合、男性と女性がペアになるので、なにかと問題が起きるらしい。
恋愛から結婚するカップルも、よくある。
ご夫婦で、現役競技選手や、教室を開いている人もいる。


ただ、ペア解消やら、別れたり、ひっついたり、涙や恨みを伴うことも多々ある。
昨日、会に顔を出していたTさんは、
別れたパートナーが、別の男性と組んで、今ではA級(トップクラス)のパートーになっている。
その元パートナーのことを、
「彼女のほうが、上達が早くて、ペアを解消した」と前は言っていたのに、
昨夜は、お酒が入ったせいもあるのか、もう解消して4年にもなるのに、恨みがましいことを言っていた。
女性であることを武器にして、上手な男性に取り入り、ダンスの技術を盗む、と。
ダンスのためなら、なんでもする、と。


Tさんは、恋愛とダンスをごっちゃにしている。
が、競技の練習では、1週間に4日もいっしょに踊っているから、配偶者より共にいる時間が長い。
当然、男女の愛も生まれる、そうだ。


Tさんは、捨てられたわけである。
が、Tさんを乗り越えて、もっと上の人とくっついて、ますます向上したことの、どこが悪い?
怨み節など、聞きたくなかった。
恋愛においては、情というものが付きまとうが、競技の世界には、情などいらない。
そんなことに振り回されたら、勝てない。

元彼女(元パートナー)は、今、ペアを組んでいるの男性とも恋愛関係らしい。
Tさんも、元彼女と、毎日、顔を合わせるわけでもないんだから、もう忘れたらいいのに。
彼女を引き止めるだけの技量が伴わなかったんだから、しかたない。
切磋琢磨して、次のパートナーを探して彼女を見返すか、(でも、年齢的にみて、現状維持がやっとだと思われる)
自分より、うんとレベルの低いパートナーに、また一から教えるか。
愛も同時に注いで、また踏み台にされて捨てられても、それはそれで捨てられるまでには、情熱の日々がある。


男性は、昔の彼女のことを、くよくよと引きずる傾向にあるようだ。
女性は、過去は、さっぱり、きっぱり捨てて、現在進行形のものを大切にするように感じる。


「ダンスのために、女の武器を最大に利用して」と、Tさんは元パートナーを非難するが、自分だって利用された一人。
いい思いをした時も、あったわけで。
蜜月の甘い記憶が残っただけでも、いいじゃない。
最後のどんでん返しで、恨みが残ったようだが。


元パートナーは、女の武器を使っているのではなく、相手を次々に好きになっただけなのじゃないかと思う。
男と女とでは、受け取り方が違うのか?


でも、捨てられた人って、たいへん。
恋愛のおどろおどろしい、愛欲、愛憎の泥沼。うげげ・・・。
そういう類、昼ドラだけで充分だ。


現実の世界では、
わたしは、ナマの血のように、へんに生あたたかい、ああいうハナシは、キライ。
おかげで、昨夜は、へんな夢を見て、延々と夜明けまでストーリーが続いた。
ただし、後半は、天才と狂気と、ありえないギャグの展開になっていて、なにがなんだかわからなくなっていた。
どうなっていくのか、おとなしく、夢のストーリーを鑑賞していた。

そのせいで、今朝は、朝ドラ「純と愛」に遅刻した。
(土曜日だけれど、平日と同じタイムスケジュールで予定があるのに・・・)
その後も、引き続き遅刻だ。
 


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女の寂しいスキマ風に、群がる男たち

2012-11-23 | オトコとオンナ

男っていう動物は、ほんとうに、しょーがない。
浮気性である。
それが、また、アタマ隠して尻隠さず、本人は隠しているつもりでも、バレバレ。
ばか正直にも、ほどがある。
こころや、本性が、話していること、説明していることと乖離している。
それはそれで、人間として人間らしいところなのだが、乖離していることが、バレバレなところが、救いようがない。

男性の、その本質を含めて、愛してやまない。。。。と、言い切りたいところだが。
決して、愛してやまない・・・ことはなく、あきれて、がっかりして、失望して、なあんだ、あんたもか・・・
と、特別視していた唯一無二な場所から、いきなり、ごろんごろんと坂道を下りおちて、
そこらへんの、光なんぞ、全然放たない、ふつーの人になる。
こけ落ちた後、ゆっくり起き上がって、服をぱんぱんと叩いて、かぶったホコリをはたいて、哀愁を帯びた笑みを見せても、だ。

そういうことが、何度も重なると、男は、だれもかれも、例外なく、そんなものだ、という、定説として、
脳の回路に焼き付けられる。
浮気性ではない男性がいるとしたら、それは、苦労人だ。
いままで、それで、幾度となく女性から去られて、学んだ人だ。
浮気性であるという本性を、絶対に相手の女性に気づかれないよう、
念には念を入れ、ボロは出さない、ヘマはしない、万全の手を尽くす。
そうやって総力をあげても、本命女性にバレてしまった場合は、本命女性がどんな人かによって、その後の展開は、それぞれだろう。
各人、勝手にやってください。


それから・・・
ちょっと話は、変わるが・・・

不特定多数に向けて、赤裸々に、自分の性のことを語る方々。
それは、個人の自由であり、発信する人、群がる人、お互いが目的が一致し、楽しみを共有している。
外野がなにをいう権利も、意味も、なにもない。

かくいうわたしも、そうとう年配の男性の「女性研究ブログ」を読んでいた。
はじめは、ぞぞぞっと毛嫌いしていたが、徐々に、女性科学研究室の色合いを帯びて、
女性ではわからない、女性のことを一点のみに特化し、それを掘り下げ熱心に追究している事柄に対して、
受講生になった気分で、レクチャー感覚で読んでいた。

徐々に、日々、読んでいくに従って、そのブロガー男性は、気の毒な環境に置かれていたということがわかった。
やはり・・・わたしは、納得した。
そうでなきゃあ、あんなふうにはならない、と。
今は、環境も変わり、そのブログは、すっかり模様替えをされて、女性のジョの字もない、別ジャンルで更新されている。


ちなみに・・・
またまた、少々脱線・・・

個人的嗜好は、ひとそれぞれであり、露出狂趣味の人は、のぞき見趣味の人とセットだと、とても合理的でよろしい。
変態は、変態で集まると、これまた、とてもよろしい。
ノーマルな人が紛れ込むのは、お互いのために、よろしくない。
パチンコ屋に入って、「ギャンブルは良くないですよ」と、客ひとりひとりに説教して歩く人なんぞ、いない。
風俗店で、コトの事後に、「君なあ、いつまでもこんなこと、してたらダメだよ」という客は、うっとうしい。
コトを行わず、最初から最後まで、神父さんみたいに、真理を導こうとする人は、もっと、うっとうしい。

若い頃は、自分のエネルギーをもてあまし、エネルギーの出し方、表現のし方、伸ばし方、活かし方が、わからない。
よほど、よい先生や、導いていくれる人、友人に恵まれない限り。
「ぼくが、サルだった若い頃、・・・」そういう表現を使う人がいて、お、ステキかも、と思って
(休日であるヒマにまかせて)初めてそのブログを読んでみた。(品はないが、ひょっとして、それはポーズで・・・と)
が、今も、単なる老化したサルであることがわかり、がっかりした。

わたしは、メガネをかけた、教育課の回し者ではない。
歓楽街をパトロールする、夜回り先生ではない。
徘徊している、ちょっと、おばかな人々に、お節介なことを言いまわるほど、暇ではない。

「早く帰りなさいよ。こんな遅い時間には、汚い大人たちが、うようよしているから、危ないよ」
「そんなことで、自分探しをしていても、取りかえしがつかなくなる危険もあるんだよ」
「オトナになったとき、過去に苦しむとき、自分では消せても、不特定多数の人々の記憶に、足跡として残るんだよ」

そんなことをしてあげるほど、わたしは善人ではないし、余裕もない。お節介でもない。
自分のことで、いっぱいいっぱいな、ずる賢い小市民だ。
ストーブの火は、熱いということを、自分の身をもって、体験していただくしかない。
この熱さがたまらなくいい、たまらんわい、と、はまって、火傷で死んでも、本望なら、それはそれでいい。

親にナイショ、そりゃそうだ。
親が知ったら、タダじゃすまない。
親は、人生の先輩だし、愛する子供の親なんだから、子供には愛情をもって、オススメの道に導きたい。
それをわざと無理やり降りて、逸れて、自分で見つけようとする。
それも、よくわかる。
お仕着せは、いや。ほっといてよ。自分には自分の道がある。
それを見つけるための、いまは、模索、もがき途中。
熱いっ、痛いっ、・・・でも、自分で見つけることに価値があるのよっっ。

もがき方に、問題がある。
なんで、よりによって、最悪のもがき方をする?
努力の方向性が、まったく正反対。

寂しいときは、男が寄ってくる。
男は、そういう女を狙っている。スキあらば。
そんな、多くの不特定多数の男性に、・・・・はあ・・とため息が出る。
男が寄ってくる、意味、考えたことあるのかなあ・・・
まあ、いいです。
人には人の道、それぞれ、同好会でわいわい内々で、楽しんでいただくといいのかと。
男たちに、ちゃっかり、いいとこ取りをされて、逃げられても、それに気づかないし、自覚がないなら、それはそれでいいかと。
人さまの、合コンに口を出すバカは、いない。
パーティが終わったあとの、虚しさは、終わらなければ、わからない。

女性が、うんと年上の男性をターゲットにするのは、それなりの理由がある。
自分と見合う、適正な年頃の男性は、適正な年頃の女性(ライバル)に、奪われている。
じゃ、うんと年上。
お金もってるし、若いと、ちやほやしてくれるし。
なので、うんと年上の男性に、自分を売ってくる女性は、ワケアリ。
それも、需要と供給なので、外野がとやかく言う筋合いのものではないし、
本人同士が、いちばん、それをよくわかっていることだ。

・・・・・

なんでも、終わりがある。
「終わりの、始まり」という予兆もあるだろう。
なにもしないうちから、終わっている「始まりの、終わり」よりは、ましか。

「終わりの、始まり」の足音が聞こえないように、事前に手を打ち、努力する。
すこしでも、終わりを始めさせないために。

充分、生きた。もう、充分。
そう思える頃に、終わりが始まるのが、いい。
だが、人生は、そう甘くない。

 

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豹柄  VS はてな柄

2012-08-17 | オトコとオンナ

年をとるということは、嫌な面もあるけれど、嫌でない面もある。

嫌な面は、体力、気力の衰え、
これは、どんな人間にも否応なく訪れる老化、病気など、古今東西、人類共通の悩み。

嫌ではない面は、若い頃、煩わされていたことから解放されること。
たとえば、男女のあれこれ、濃厚な悩み。
芸術の源、パッションとなる分野で、ピカソやら、だれやら、かれやら、お年をうんと召しても、芸術パワー炸裂なのは、
情熱が、みなぎっているから。
同時に、女性に対する情熱も衰えを知らず、高齢になっても、若い女性と子供を作ったり、お盛ん。

男性と女性は違うのだろうか。
たぶん違うんだろう。
女性は、目をつぶって、はい、おまかせ、なんてことでもいけそうだが、男性は、そうはいかない。
(男性が、はい、おまかせ、というケースもあることは、あるが、レア)
それは、ボールルーム・ダンスの世界も同じ。
男性リードがないと、一歩も進まない。

男性は、しっかり目をあけて、舵を切る。
相手の様子を観察し、導く。
余裕のない男性は、自分本位の踊りをして、相手を失望させる。
これは、じつに、行動パターンが似ている。

女性は、動物的フェロモンむんむんに、豹柄の下着をつけて、頑張ったとしても、
しわくちゃの顔、しわくちゃの身体、
弾力のない、ぽっきーんと折れそうな細い手足、柔軟性のない、筋肉の弱い身体に、豹柄は、似合うかどうか?
それなら、いっそ、ユリとか、菊とか、モノトーンの、仏事・供花系の花のほうが、無難で、しっくりいくかも。
棺おけの中に一緒に入れてもらう花系の柄にしておくと、違和感がないかも。
中には、好きな南国の色花も添えてもらったりして、メリハリもつけて。

男性が、折れそうな、あるいは、動かせないほど太った身体の女性をいたわりつつ、
仏事系の花柄を見ながら、モチベーションが高まるか、どうか。
いたたた・・・と、腰をさすりさすり、足もちゃんと曲がらないのに、かばいながら、どうやって、モチベーションをあげるのか。

自分のそういう姿を想像すると、とても目をあけてなどいられない。
男性に、入院中のリハビリみたいな姿を見られることを想像するだけで、モチベーションは、きゅーんと急下降。

老化に伴う身体の諸事情を考慮すると、
男女の濃厚な悩みは、すーーっと遠のいていくのである。

老化によるモチベーション低下状態なのに、迫られても温度差があり、
ややもすると、せっかく仲良しだった良好な関係が、悪化する。
お茶のみ友だちが、害がなく、罪がなく、ベストなのではないだろうか。

濃厚モーションは、若いあいだにすませておきましょう。
悔いが残らないように。
いつまでも現役でいたい・・・という人は、それなりのパートナーシップを築き、維持する努力が必要。

かくして、同世代の女性(奥さんを含む)に相手にされない男性は、若い女性に走るのだろうか。
若い女性も、高齢の男性を相手に、本気で恋愛するのだろうか。
ファザコンを通り越して、ジジコンの女性でないと、困難を極めるのでは?
では、同世代の女性と・・・・同世代にも、個人差があるので、元気モリモリの女性もいるだろう。


わたしも豹柄は、卒業しているが、
デザインコンセプトは、葬式柄ではなく、キティちゃん柄にしようかしらん・・・
不思議な中性宇宙人という、そんなコンセプトの柄はないだろうか。

世の中には、いろんな男性や、いろんな女性がいて、お年をうんと取られていても、
いろんな問題が、あちこちにはあり、男性はまあ、よく目にしたり耳にしたりするのだが、
ご年配女性のお方のトラブルに、先日、はじめて巻き込まれそうになった。

そのトラブルだが・・・
いくつになっても、女性は、女性・・・灰になるまで、おんな、という、トラブルなのだが・・・
またの機会に。
(といいつつ、ほったらかしにする可能性あり)

 

 

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わかりあえないことが、前提です

2012-04-13 | オトコとオンナ

ある男性ブロガーさんが、女性のことを研究し尽くし、
さらに、リアルタイムに、日々、女性とのお付き合いの内容を報告しているブログがある。

わたしは、毎日、読んでいるのだが、
最初は、毛嫌いして大嫌いだったが、途中から、その追究のしつこさ?に、脱帽し、
隠れファンとなった。
そして、今朝は、ふと、また違う感想を抱いた。

それは、男性が女性を一方的に観察しているということだ。
自分なりの考察・分析結果を男性側から述べているに過ぎず、
肝心の女性側は、まったく、勝手な予想、想像とは違っているかも知れないと感じた。
キモチもカラダも、男性の推測とは違うのではないかと。
たとえ、女性本人に、キモチや意図、考えを聞いて、確認しようとしても、女性が本心、ホンネを言うとは限らない。
もっと最悪の場合は、女性自らが、自分の考えや意見を考えたこともないので、うまく口に出して説明できない、
さらに、無意識下にある場合、自分の気持ちや考えに、気づいていない。

あくまでも、私個人の意見だが、
強い快感は、けだるい疲労につながる、とのことだけれど、そんなことはない。
おそらく、三文官能小説の悪影響だろう。
あるいは、出所のハッキリした、ちゃんとしたデータが証明する、大規模アンケート調査の結果なら、納得しないでもないが。

「よかった? けだるい?」なんて、いちいち確かめるために聞く男性は、まあいないとは思うが、
けだるいのは、男性に対して、けだるい(うざい)場合も大いにある。
直近のブログでは、ご本人にも思い当たるフシがあり、ご自分の認識を訂正しておられた。

女性は演技するもの。
かつて、そういうタイトルのテレビドラマがあり、観ていないが、タイトルだけは、センセーショナルだった。
「義務と演技」だったかなあ・・・(1996年放映) 原 作:内舘牧子
(あれは、妻に喜んで貰いたいがため義務で求める夫、妻は夫を喜ばせるため演技で応えるという、
夫婦間の問題がテーマのようで、ここで引用するには、ちょっと意味合い、ニュアンスが違ってくるけれど)

なかには、演技せずに、正直にそのまま表す女性もいることだろう。(いい意味も、悪い意味も、両方)

どう見えようが、本当のところは、女性にしか、当のご本人にしかわからない。
はやく終わらせようとして演技する、(演技効果によって、時間を短縮させる)という女性もおられるようだし。
つまり、女性は、たいして、心地いい時間でもなんでもなく、はやく終わってくれることを期待する。
ただ、あからさまにそんなこと言えないから、本心とは違う行動をとる。
男性は、女性のその行動や反応だけを外からだけ見て、判断するのは、大きな間違いだ(と思う)。

どうして、演技までして、はやく終わってほしいと女性が考えるのか、そこのところを男性は、考えてみてほしい。


女性と男性の間には、深くて広い大きな河が流れている。
お互い、理解できないということを、理解してほしい。

 

で、ここで、逆の発想。

どの分野でもそうだが、
あまり深く、なんでも分析したり、かんぐったり、裏の裏を考えたりすると、
楽しいことも、楽しくなくなる。
感覚、感性、フィーリングで、理屈ぬきに楽しむという方法もある。

 どっちも、どっち。

賛否両論ということで、オブザーバーとしては、結論を導けないまま、終了。
結論は、お読みになった方が、各自、考えてください。
部外者は、いたってお気楽だ。

 

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はあ? そんなこと、とうの昔。どうでもいいわ~。なんの、引っかかりもないわ~、と
興味ない人には、まったく興味ないハナシでした。


母性って、なに?

2012-01-25 | オトコとオンナ

「女性には母性がある」というが、そうだろうか?


自分を例にとると、女性ではあるが、あまり母性はないと感じる。
とくに子供が欲しいとカラダ感覚で思ったわけでもなく、
自覚もないまま、次々と子供が生まれた。
ただただ、不思議だった。


こんなにカンタンに生命って、知らないうちに宿るのね・・・、と。
そのとき、宇宙の銀河系みたいな図をアタマに想像した。
小学校高学年あたりで、理科の資料集に出てきそうな絵。


わたしは、説明がつけられない、よくわからない事柄は、なんでも、
いつも小学校の図鑑みたいな絵に戻ってしまう。

というわけで、母性でもなんでもない図なのだが。


夫が、家事・育児に、まったく協力してくれなかったので、
すべて自分でやったけれど、それで母性が育ったわけではない。
母性も育たず、でも子供たちは育ったが、
トラブルはまだ表面化してないだけで、不良品、欠陥品に育っているのかも知れない、と、
今頃になって、ひやひやしている。
犯罪がバレていない、犯罪者よう・・・
健康診断にまったく行かない、潜在的病人のよう・・・
鉄筋を細く、少なくして、突貫工事で建てた、ビルの工事責任者のよう・・・


それは、わたしだけか?



女性には母性がある。母になれは、文字通り、そのまま。
でも、母になっても、母になれない母たちも、数はわからないが、存在する。

(幼児虐待や子育て放棄、ネグレクトなど、環境が悪化した場合、社会問題にもなっているが、
わたしの場合、弱い者イジメはしない主義なので、そういったことは無縁)

わたしが個人的に思うのには、
実際は、カラダで母になったのにもかかわらず、子育てをして、アタマで母になった。
それを、「おんなは、カラダが母になることを欲している」と言い切られると、
そんなひとばかりじゃない、って、むきになる。


もし、カラダで母になるとしたら、いわゆる生理的な肉体的欲求ではなく、
肉体を、子育ての激務で駆使して、カラダ(=労働)で母になる大変さを味わうということだ。


アンタが、もっと子育て手伝ってくれてたら、一人でしょいこむこともなかったかも、
と、夫にいまさら、怒りがまたもや再燃。
(そのかわり、義母が助けてくれたけれど。あまりある感謝)
でも、もう、子供が無事、巣立った今、
負のエネルギーを放っても、まったくくだらない、時間の無駄。
夫に、思いや感情を向けることすら、もうどうでもいい。


「女性と母性」
ただこの言葉だけ見て、触発される、わたし。

ちがう、ちがう。
子育てに協力してくれない男が、女に、母性を押し付けてるんだ。
母性なんか、もともと備わっているものなんかじゃないんだ。
まるで、時期がくれば開花するかのごとく、そんな自然発生的なものではない。


我が家の場合、幸運にも、父性を出さなくてはいけない非常事態も起こらず、
親としての自覚は、子育て最終ラウンドまで味わうこともなく。
子供にべったりの甘い夫の親がこの世に存在しなくなった後こそ、はじめて、親らしくなるんだろうけれど、
あらら、子供は、もうすっかり成長して、親孝行してくれたりする。
(ありがたがっているばかりじゃなくて、
その親孝行してくれる分を老親に、生きている間に、お返ししなければ・・・)



今のイクメンたち、がんばってください。
母性を育ててください。
ついでに父性も。


あ、お母さん方も、です。
協力します。


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おんなの怒り

2012-01-19 | オトコとオンナ

気になる。

なんの関わりもない、一生、袖を摺りあうことも絶対にないので、
ほっておけばいいものを、つい、気になる。

「女性は、基本的には、経済力のある人にSEXを許す」
という考え。
人は人なので、人それぞれ、意見や感想が違って当たり前。
その人の歩んできた道から体得したセオリーなんだろう。

これは、大きな意味では当たっている。
結婚に求めるものは、女性から男性に対しては、経済力、
男性から女性に求めるものは、家事能力?
これって、かなり古いか、あるいは、先進国ではない国の話、
または、先進国でも
かなしいかな、能力や環境のため、経済的に自立できていない女性、
あるいは、闘ったり努力するのがめんどくさくって、依存しちゃえっという女性。

それか、社会の荒波から守ってあげようという、だんな様から大事に扱われる奥様?
(お金を稼ぐのは、タイヘンなので、辛く苦しいことは、男性に任せて・・・と、
優しくささやく、だんな様・・・。社会の裏、見せたくないし、見られたくないし)


いくら理想論を言ったところで、現実的に自立できていない女性が多いなら、空論となる。
でも、これって、自立できてない男性はどうなる?
もっと、かわいそうかも。
経済力のある女性のサポート役に回る?
主夫。

実際、(社会の日の当たる場所では)、女性より男性のほうが、うんと自立している人は多いし、
大企業に(総合職で)勤めている人や、需要なポストに就いているエリートは男性が多いように思う。
だが、世の中、給料、福利厚生など、待遇がいい職場だけではない。
劣悪な職場もあり、男性も女性も働いている。
その場合、男性と女性と、どっちが給料が多い?
勤務体制にもよるだろうけれど。
リストラで真っ先に対象になるのは、扶養家族がいない人。


女性は、本能的に優秀な遺伝子を残したいものだとか。
多くの敵から勝ち抜いてきた男性を選びたい。
あるいは、多くの人間のなかで勝ち進んできた男性が、望む理想の女性と結婚できる。
そうなっている?

勝ち進んでこなくても、その人に合った女性はいる。
勝ち進んでこなかった者同士、まったりしたシアワセな家庭を築く。
価値観が同じであることが、大事。


話をもとにもどすと・・・

「女性は、お金のためにSEXさせる」
この言い方で、賛同する女性はおそらくいないだろう。
「お金のある人にSEXさせる」
この言い方も、抵抗、大。
なにが冒頭にきても、だめ。

要は、女性は、「させる」という考え方が、だめ。
「やられる」とか、そういう、
いかにも虐げられている感、征服されている感、負けて屈辱感を味わされている感、
こういうニュアンスに、強い嫌悪感を感じる。

生物学的に、男女のメカニズム(カラダの機能や心理)の違いから、こういう表現になった、
研究されてきたプロセス、諸説はあるけれど、
めんどうなので、ここでは割愛する。
というよりは、オトコの目で見た、男性サイドの研究者の研究結果は、
信じられるものもあるが、社会的、文化的な考察は、信じられないものある。

ま、理屈っぽいことは、横に置いたとしても、
いくら女性をあがめ立てているかのような考えがあったとしても、
根底に、侮辱されたと感じるものがあると、認め合い、尊重し合えない。


ということで、なにが言いたいのか、またまた迷宮入りになってしまったが、

男女というものは、こころの底で、お互いに尊敬し、認める部分がないと、
やっていけない、と、わたしは思うのであります。


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人の意見と、自分の意見。

2012-01-06 | オトコとオンナ

男女交際、援助交際、結婚、愛人契約・・・
こういう言葉が並ぶ、とあるブログ。
なぜか毎日、見に行っている。
(気になるんだろう。興味あるんだろう。)
ブロガーさんの考え、意見、ものの見方を表しておられる。

わたしの目線は、社会から見た目線。
そのブロガーさんは、SEXに特化した目線。
同じ形態でも、見方が違うと、こうも違うのかという、たいへん、おもしろい例だと思う。

どちらがいいとか、悪いとかではなく、ひとそれぞれ、感性や考え方、見方は違う。
議論の余地はまったくないほど、わたしの目線と違う目線なので、議論のしようがない。
ここまで違うと、ケンカも意見交換もできない。
それはそれで、まあ、そういうこともある。

このブロガーさんの目線には、SEX以外は、なにもない。
SEXに特化したブログなので、これは至極、当然のことだろう。
女性の人格や性格、考え方、SEX以外の特徴はまったく書かれていない。
人としてお付き合いするにおいて、とても大事なことが欠落していると感じる。
わざと、ですよね? 
書き手の手法だろう。(深読みしすぎ?)

サルの研究でも、サルの特徴や、親ザルやボスザル、グループでの行動など、
一匹一匹の特徴や、グループでの特徴が観察され、分類、分析されている。
サルでさえそうなのだから、
人間であれば、SEXの研究をするなら、それ以前の、一人一人のキャラクターから入るべきだとわたしは思う。
おそらく、そんなものは、SEX以外のことは、まったく興味がないのだろう。
書き手の手法?(もういいって?)

あるいは、「性を科学する」という切り口で、SEXを分析・研究するとか、
サンプルはどこから抽出したかは、「○○年○○調査より」、というように、さらっとしか触れずに、
性そのものを深く掘り下げる。
自分と付き合った人は、こうでああで、ではなく、もっと、体系立てて。
おもしろくない・・ですか・・・でしょうね・・・
学問になると、とたんにあくびが出て、色あせるのは、どの分野も同じ。


自立した女性が、自分の足で立ち、自分の目で見て感じて、自分で相手を選び、パートナーシップを築いていく・・・
そういう発想は皆無。
結婚は男性が女性を扶養するもの、SEXは、男性が女性にお金を払うもの、そういった考え方。
いったいどこに接点がある?
この考え方で、お付き合いできる女性がいるとすると、
わたしの周りにはそんな女性は一人もいないので、サンプルがないから理解を超える。
女性はお金をもらえて確かにラクではあるだろうが、サルでももう少し考えるのでは。

確かに原始時代は、狩に出かけた男たちが、収穫したモノを家に持ち帰っただろう。
男がお金を払い、あるいは物品を与え、(その代償として)女性とSEXする、
その形態、習性、考えは、原始時代から着々と積み重ねられたDNAだと、おっしゃるのか?
で、今は、何時代ですか? 古代? 中世? 近世? 現代?

女性から見たSEX観も、紹介されている。
女性は、美味しいSEXは食べるが、美味しくないSEXは食べないそうだ。
男性にとって、美味しいSEXのなかには、お金でカラダを売る女性も含まれていると。 
わたしからのコメントは、ナシです。

なら、こんな話題を選ぶな、と言われそうだが、興味はあるわけで。
あまりにも違うところに、興味を覚えるわけで。
まったく接点がないところに、不思議なぐらい、絶対に交わらないと感じるわけで。
世の中には、意見や考え、感性が違ってこそ、自分の考えというものが、よりハッキリする。

接点のない考えを持ったまま、お付き合いすることは不可能。
なので、違った考えの人同士は、
一生、お互い、接することなく、よりいっそう、自分の考えが凝り固まっていくのだろう。

あくまでも、どちらがいいとか、悪いとかではなく。

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誘ってくれるのは、だれ?

2011-12-24 | オトコとオンナ

さあ、今夜は、クリスマス・イヴ。
だれと、どう過ごす?
「魔界への誘い」に乗ってみる?

てなことではあるけれど、イヴ気分はまったくなし。
やはり、クリスチャンじゃないからかなあ・・・
いえ、正解は、カレシがいないから。
いい年をしたおばさんは、自宅で芋焼酎ですか。
こんなネーミング、ずるい・・・よろよろと引き寄せられてしまうじゃないですか。
(商品開発者、ネーミング担当者、責任者、わたしは、評価します)

とはいうものの、さして飲むわけではなく、飲むフリをしながら、
夫がはやく酔いつぶれないかなあと傍らで待つだけ。
いつの日から、こんなロマンチックじゃなくなったんだろう・・・
日本の夫婦は、ロマンがない。
でも、その分、欧米に比べると、離婚率も低い。
安心しきると、→定着→ロマンなし。
フランス人なら、こんな冷え冷え温度ならとっくに別れてますね。

そこは、まあ、日本人。日本の文化があるようで。
お互いを、名前で呼ばず、「おとうさん」、「おかあさん」と、子供が独立した後でも、
そう呼び合う。
それはそれで、一生、おとうさん、おかあさんは、不動の位置にあるわけだから、
夫婦も不動の絆が保たれるんでしょうけれど。

いい年して、ロマンはもういい?
いえ、ロマンは大事です。
子供がいなくなった後、こそ。

そこで、我々夫婦は、これこれ、こんなことを実践しています。
実践例→皆無

ご紹介する事例は、かなしいかな、まったくありませんが、
夫は、結構、満足しているようす。
夫婦も含めて、オトコとオンナは、温度が違うんでしょうかねえ・・・

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人妻アレルギー

2011-08-05 | オトコとオンナ

自分のこと、「人妻」って言ってるひとのブログがある。
じゃあ、既婚男性は、人夫?
労務請負人みたい。

幼妻とか、○○妻とか、大衆男性向け週刊誌の、お安い見出しみたい。
90歳の妻は、老妻か?
その呼び方も、気に入らない。

夫も、老夫?
幼夫?
なんか、違う・・・

暴力夫、アル中夫、自己チュー夫、マザコン夫、ケチ夫・・・こういうのは、目にするような気がするが、
秀才夫、富豪夫、親切夫、出世夫、律儀夫、しっかり夫・・・とか、あまり使われてないかも。

一方、妻分野も、アル中妻、ギャンブル依存症妻、買い物依存症妻、・・・悪いほうは、見たことあるが
お嬢様妻、才媛妻、キャリア妻、こっち系より、
美人妻、若妻、色白妻、むっちり妻、がっちり妻、倹約妻、おねだり妻、・・・
あれれ、途中からジャンルが広がってきてしまった。

こんなのは?
メガネ妻、おしゃべり妻、ふんどし夫(意味不明)、メタボ夫、野球夫、韓流妻、・・・

なんでも、かんでも、特徴に、夫や妻をつけただけやん。

人の目を引くために、下卑た雰囲気をもたせて、わざと使う場合の「人妻」は、
キライ。
男性が使うならまだしも(嫌は嫌だけど)、
女性が自分で、注目を浴びるために、使うのは、もっとキライ。

見出しにそういう文字をわざとらしく使われているのを発見すると、とたんに、嫌気がさす。

で?
だから?

いえ、その・・・特に意味はなく、
たんなる、わたしの感想です。

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大きな声では言いにくい、研究

2011-07-24 | オトコとオンナ

ある年配らしき男性が書かれているブログで、とことん、SEXを追究したものがある。

話は、すべて、オンリーその体験のみを書かれている。
徹底している。

時事ネタや、世間一般の話、趣味、仕事、食べ物、そんなの一切なし。
というか、他のものには全く、目もくれず、なんの関心もなく、
さほど、お若くないと思われるのに、寝ても起きても、趣味が、ソレ一筋。
(特化したテーマを絞り込んだブログに仕上げてあるから、必然的に、そうなるんだけれど)
世の中には、そういう男性が、いらっしゃるようだ。
いやはや・・・・夏休みの自由研究の課題には、しにくい研究テーマ。

女性には、そんなブログ、あるんだろうか?
恋愛カテゴリー・ブログで、そういうジャンルはあることはあるけれど、
「生命の科学」みたいなかんじで、科学的に、理路整然と解説したものは、読んでいて違和感がない。
むしろ、知らなかったことを知ったりして、脳ミソが、ちっちゃいスパンで反応する。
が、そうじゃないものは、吐き気がする(こともある)。
そういう吐き気テイストの女性が書いたH系内容には、どちらかというと、生理的不快感を感じるが、
男性のブログは生理的というよりも、脳の一部分で怒りを感じる。

男性は、勘違いしている!!と。
そして、なんと男性本位の考え方、見方をしていることか。
なんと都合のいい、とらえ方をしていることか。
女性は、男性のためにあるんじゃない。

でも、ある意味、当たっている。
きっと、そのブロガーさんは、本当に寝食を忘れるほど、そっち方面がお好きなので
研究され尽くしておられるのだろう。
その道のオーソリティである、その男性が記事内で、おっしゃっていたが、
男性が女性に、どれだけ尽すかってことだ。

肉体的に男性に尽されたことのない女性は、SEXを好きになるはずがない。
女性は、子供を生んだら、はいお役目、オシマイ。
あとは、子供がいるでしょ? 
そうやって、奥さんをほったらかしにするそうだ。
逆に、奥さんも、子育てが忙しいのに、夫が、すり寄ってきても、うっとうしいだけ。
うっとうしいと感じるには、今まで、それだけの、実にうっとうしい事柄が積み重ねられてきたんだろう。
少しずつ、少しずつ、隙間が広がって、大きな溝となる。
その溝も、不動のものになれば、それは、もはや溝ではない。
二人で築き上げた、揺るぎない、大きな道だ。
こうやって、両者合意の上の、セックスレス夫婦が出来上がっていく。

案外、そういう夫婦は、うまくいってたりする。(ある年齢以上になると)

年齢が上がると、男性も女性も、個性の違いがどんどん出てくるようだ。
いつまでも、若々しいエネルギッシュなマグマの人。
かたや、淡々と枯れた、枯山水の人。
そして、どんどん、二人の距離は離れていく。
お互い、それでよければいいけれど、よくない場合もあるようで、ややこしい。
枯山水チームと、マグマチーム、夫婦で同じ路線なら、とってもよろしいのに。


で、研究熱心な、そのブロガーさん、
それぐらい、熱心に仕事をされたら、どれだけ大成されたか。
あるいは、ご家庭にそれだけの熱情、時間、手間ひまをかけられたら、
どれだけ暖かい、素晴らしいご家庭が築けたか。
この分野、家庭では、お相手は、それぞれにつき、お一人と限定されているので、
そのお一人が、NGなら、探求するには困難が生じるんでしょう。

大物は、仕事もイロも、両方って言いますけどね。
両方ならいいけれど、片手落ちは、なんか、さびしい。

どっちにしても、吐き気か、不快感、嫌悪感、怒りじゃあ、こころの衛生上、よくない。
(でも、良いように解釈すれば、スイカに塩、ぜんざいに、塩昆布、みたいな役割もあるかも?
ぴりり、味をひきしめるスパイス?)

ということで、ちょこっとブログ散歩に出かけての、感想。
せっかくの日曜日のフリータイム、
マイナスの感情を引き出すことで終わってしまっては、リフレッシュの意味がない。
楽しく時を過ごせるものに、たっぷり接するほうが、心身ともに、よさそうだ。

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