へんな洋食屋カフェ

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彼岸や正月、ゴールデンウィークなんかには必ず十数件の予約電話が掛かってくるが、へんな洋食屋カフェは狭いので予約は承ってはいない。しかしながら、大常連の数組は別格だから予約は承ける。今では予約の電話が掛かるのは大概は一見客である。大常連とは書いたが、名前を知らない様では常連の域には入らない。大常連とは名前も下の名前で呼べる程の方々である。今日の彼岸の中日にも予約電話が鳴るがやはり予約は承っておらず意気なり来店して戴くしあまりに小さなお子さん連れは「静かに出来ますかっ？」といさめてファミレスを勧めています。他のお客さん(常連)の迷惑に為ったら常連さん自体が来店してくれなくなるからである。電話口でも一応はその旨を伝えるが、気にしてか、気に入らないか？大概は来店しない。小学生以上ならば大丈夫ですなっ！健全で落ち着いた店づくりをしたい訳である。又、カード払いも承ってはいない。だいたい、1人1000円くらいの食事をカード払いされたら利益は無くなるのである。偉そうにカードなんか出さ
れても無視します。実はカード決済には手数料と保険料で5％以上はカード会社に収める。しかも入金は35日後であるから金利計算するとどんどん利益は減る訳ですなっ！マッ、お客さんは神様なんだがオイラは神様をも選別しているのである。だって、神様はいっちょう事違えば鬼と化す訳ですなっ！

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正座。オイラは飲食店だから1日の大方は立ち仕事である。事務処理とかお客さんとの会話で椅子に腰掛けるのはせいぜい一時間だ。イヤ待てよっ！DVD鑑賞で二時間くらい腰掛ける事もしばしばあるなっ！家では寝る以外は椅子の生活で本題の「正座」はホンの一時しかない。毎朝の五分程度のお詣りである。この五分の正座は足に溜まった血液を絞り上げるのにとても効果がありそうで欠かさずにお詣りしている。お詣りと正座のどちらが目的かは不問であるが、神様にお詣りする場合は正座し三つ指をついての土下座だ。この土下座、土下座と謂ってしまえば「勘弁して下さい」とか「お願い申し上げます」という意味合いだろうが、オイラはそうした心根に囚われずちゃんとした挨拶の所作を身に付けていたいから毎朝、土下座している訳ですなっ！お茶席なんかでは正座、三つ指の挨拶はしますが土下座は更に平伏すのである。これ以上の挨拶は有るのかっ？立体90℃の深々挨拶も正式な挨拶であろうが土下座平伏に勝る挨拶は無い。挨拶は基本だが思えばオイラは客商
売だから一日中、頭を下げて挨拶している。つまり挨拶慣れしている訳である。更に謂えば、挨拶の達人とも謂えるのではないか？当たり前だが、お金に頭を下げているのではありません。お金を使用してくれた人物に頭を下げているのです。

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親方の心臓発作から様々な要件も発生しオイラは町内会に対して諸々の工作をしているが、先日の「生前町内会副会長退位」の最後の決め手に介護認定を受ける算段を家族認識の上で決定し今日は早速にケアマネージャが視察に来てくれる。これは少なからず嫁さんの資格の手蔓で急遽に進んだ。介護ベッドも入れて戴くし月一の認識視察にも来て貰う。思えば、町内会の皆さんの一部では親方の様態よりも町内会の仕事の増加に「困った、困ったっ！」と言っているンですなっ！25年にも渡って町内会に尽力した親方の様態も気遣ってくれよっ！しかしながら、町内会の仕事が出来る世代は根本の生活に追われているから協力可能な世代と言えば定年後の方々か、引退した年齢の方々だ。自治会の運営面は高齢化に伴い都市部だって儘ならなくなってきている。過疎地では崩壊とは言うものの憲法に定められている基本的人権の尊重に由って行政が業者と連携したりして間に合わせている。都市部は利便性が高いのと人口が多い為かそうした事案は埋もれてしまい行政も自治会に振っている
訳である。抜本的には核家族化した老齢世代の増加ですなっ！オイラの家庭は七人家族(三世代)だから家業、家庭、町内会などの作業を分担しているが核家族では不可能に近い。今更ながら核家族を否定しても仕方がないが少人数家庭では何をするにもいっぱい々だろう。

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馬鹿馬鹿しい話しと思って読んで下さい。旧約聖書や新約聖書を楽しく読んでいてその特に気にかかった場面が夢に出た訳ですなっ！ナザレからガリラヤ湖周辺を徘徊していると(2000年前のパレスチナの地名です)遠く前から貫頭衣的な服をまとった方が近づいてきた。よぅく見ると頭上30cmには白い輪が浮かんでいるではないかっ！直感しました。聖書の重要人物である救世主だ。夢というのは勝手に観れるモンではないから、つまり現れた訳である。何も語らなかったが、オイラはただ者ではないそのオーラと頭上の輪に恐れと尊厳を感じたのである。お会いしてしまった訳ですなっ！例え夢の中とは言うものの聖人との出会いは初めてだなぁ！日本には八百万の神々が存在するらしいがオイラは未だかつて存在を実感した経験はない。ましてや目に見えたり、言葉を聴いたりなんかは全くない。夢にさえも出てはこなかった訳である。古事記なんかは研究すること20年、読破した関連本は2000冊だが登場する神々が夢にさえも出てはこなかった。研究自体が罰
当たりの所業なのかも知れないなっー！しかしながら、夢にまで出た訳は三浦綾子さんの「旧約聖書入門」という本がとても楽しく、印象に残ったからと思っている。で、様々な聖書研究の方々から聖書の読み方を学んでいるがそれぞれどの方も結局は朗読をさせられるだけであり地名とか人物名とか歴史とか当時の風俗なんかの背景を教えては貰っていないから信仰入門に陥っている訳である。素晴らしい信仰だろうが、信仰に傾倒はするつもりは無いのである。その思想が興った時代の背景を知りたいだけなんですなっ！

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喫煙席で一服していると先程に古本コーナーで見掛けた初老が入ってきてホット珈琲をすすりながら一服点けた。チラリとオイラを見て話し掛けてくる「旦那、差別関係とか民族学関係の本を探していたねっー！」と始まった。続けて、今夜はそうした関連本を売りに来たんだが一冊10円の買い取りだから惜しくて持ち帰ろうと考えたが持ち帰ろうにも重いので貰ってくれないか？と言う。カバンから百冊あまりの文庫本が出されオイラは読みたい興味の有る本を32冊選んだ。戴ける本の買い取り価格は320円らしいからオイラは108円の今川焼を四個買って初老に二個を別けた。お返しのつもりだが、差別関係の本というのはとても貴重だから今川焼二個は申し訳ないなっー！しばし初老と会話をしたが、同様の切っ掛けで興味を持った訳である。古代史を研究するとその後の平安時代や中世(室町時代頃まで)に興味が移るのは普通でその過程で民族学や身分関係を学んでくるのも常套である。こうした話しは迂闊におおっぴらには話せないが初老も話し相手
(オイラ)を見付けて饒舌に研究内容を話してくれた。わざわざ出掛けてこうした縁に結び着くのもしばしばである。先週だが、黄金町バザールの古本屋で発見した「神奈川被差別」という古本なんかは1800円もしたので発掘せずにいたが思えば、そうは簡単に右から左へと売れる類いの本ではないので次回の徘徊途中には発掘しようと考えている。つまり、その類いの書籍は玉数(出版数)も少ない為に古本へ流れる数だって少ない筈である。だから、古本とは言うものの定価だったりそれ以上の価格が着いている訳ですなっ！とにもかくにも今川焼二個でのゲット本は貴重な文献である。

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変則休日の火曜日、昨夜からの雨降りにて徘徊撮影は断念したが親方の退院があるので自宅待機する。心臓疾患での入院だったから七キロも痩せて退院、さすがに年をとったなっー！と実感した。85歳だから平均寿命以上に戴いてきた訳だから余生はゆったりと過ごして貰いたいモンである。昼に為って隣の母屋へ帰りカレーうどんでも煮て昼食を採り読書でもしながら寝ようかと布団を敷いた。小雨ならばハードオフへ出掛けて古本を仕入れ建物内のフードコートで昼食も良いかなと思案している訳である。しかしながら、そうこうしている内に我が家の皆々が各部屋から出てきてご飯の支度となったのでオイラも食べる。さぁて、再び眠気がやってきたので昼寝だなぁ！昼寝から目覚めると夕方の六時で、そこから思い立って東戸塚のハードオフへバイクを駆る。雨降りは無かった。古本コーナーでも108円の棚を探す。探すのは歴史書関係とか民族学関係とか差別関係の文庫本である。すると、唸りながら同様に同様の関係本を探す初老の男性が大きなカバンを持っていた。オイ
ラは、会計540円を支払いDVDコーナーを捜査したが発見無しなのでフードコートの喫煙席でアイス珈琲をすすり収穫の上記関連本をパラパラと捲る。

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親方の病(病名ー慢性心不全)の件で町内会の副会長を降ろしてもらおうと長老に相談した。退院までに粗筋は固めておきたいという子のオイラの思案である。ところが昨夜に相談した長老「国の象徴ですら生前退位に国会や有識者達が大騒ぎしているんだから、そう簡単に退位は難しいよっー！」という意見である。一度、入閣(自治会)するとなかなか退任出来ないのはいずれかの信仰団体の如くだなぁ！生前退位退任とは大袈裟な表現だが病が病だけに命と引き換えに自治会役員をしなくては為らないらしいのである。ましてや、自宅の離れは今や町内会館の如くにコピー機や資料や金庫までもが置かれ誰かが町内の事で訪ねてくれば慢性心不全が離れの二階から降りたり上がったりする訳ですなっ！今まで30年間に及び町内の仕事をしてきた親方や場所を提供してきた当家も一町民にして戴きたいのである。思えば、どこの自治会も高年齢化しているから実際には高齢者達が運営している訳である。青年部なぁんて謂っても還暦隊だ。抜本的打開策は無いのか？
中には、あまりの面倒で町内会費も納めず一切を断ち切っている方々も数家族は存在する。当家は町民が集まる公園の目の前在るから断ち切りは無理だがせめて親方は長老として過ごさせて貰いたいなっー！

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今月になって四人のギター教授お尋ねがある。ギターをやりたいのだが正式に教室に入門するには入学金、半年分全納の授業料、そして先生手配に因る高額な楽器の購入でお尋ねの内の二人は50万円位の用意が必要と言われビックリしていた。四人は各々だがいずろもド素人だから一旦は断わる。で、本気ならばもう一度来て話をしギターが如何に困難な楽器かを認識してもらう手筈にした。楽器の貸し出しはしないから買ってもらうしかないが、五万円程度の中古ギターを勧める。後は、会話で如何なるジャンルがやりたいのか？音楽理論はどうするのか？を確認してもらいたい訳ですなっ！ナンなら一年間やってみて断念したら購入した楽器はオイラが引き取る(安値で)考えでもある。それは、教える以上はオイラにも責任があるに違いないからだ。特にど素人でも音符が読めないとなると挫けるのは時間の問題で中古楽器でも購入した金銭は無駄に為るのである。せめて楽器を安値だが引き取るつもりでいる。今まではかなり弾ける方を対象にしていたがギター啓蒙にも一
役買うつもりに為った訳である。それでも、その後に再来しては来ていない。

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聖書、聖書というが、あの横書きは読みづらいですなっ！聖書刊行会の出版する新訳聖書は縦書きなので読み易い。しかしながら、読みづらい根本には字が細かいという難点があった。そこで週に一度、聖書の読み方を教授してくれている方にWebから採取して貰った。此ならば画面は明るいし拡大も可能なので読むに苦労は軽減される筈である。何度も書きますが、アクまでも聖書を読み通したい訳ですなっ！切っ掛けは、往年の欧米名画を観るに及び必ずキリスト教が根っ子に存在するなっー！と感じたし数十もの哲学書を読むと中世までの哲学者の根底にはキリスト教があると感じたからである。この書物や学者を理解するには聖書読破が必須だなぁ！と痛感したのが切っ掛けですなっ！そんなこんなをしていると常連の其の事に詳しい方が来店、どのくらい詳しいのかと言えば同志社大学の神道科に入学した程の方で今はそうした関係の職業ではなくアパート事業をされているオーナーで所有のアパートの掃除や草むしりや照明灯の手入れなんかを鉢巻きして首巻きタオルをして長靴
をはいてやっているとの事である。民族学や宗教学やその背景にもとても詳しいから信仰に偏らずに様々を学ばさせて戴いてきたのである。やはり、そんなこんなでUSBメモリーに採取してくれた聖書が届いた訳である。

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三浦綾子さんの著者「旧約聖書」までも読み始めた。とは言うものの入門書である。つまり、創世記らしいが新訳聖書の中に救世主は旧約聖書を読んでいると書かれていたからである。根本は何なのか？は大変に気になった訳ですなっ！この信仰心の薄いオイラが20年前から神道、仏教、新興宗教の様々を読みゆくゆくは読めるように為りたいと思っていた聖書に手を染めている。信仰は心の支えとは謂うが未だ実感は無いなっ！大概の困難は両親や周囲の人々が解決に導いてくれてきたからだ。週に一度、聖書研究者が教授に来てくれているが信仰に傾倒する事はなく歴史書の読書として学んでいる。心の支えと言えば、両親や家族は元より趣味なんかだって心の支えと言える。特に到達とか完成を目指す趣味は尚更ですなっ！オイラなんかはギターでの編曲や作曲、木工や彫金等のモノ造りは失敗を繰り返し造り上げた感激は唯我独尊である。という事は一面、趣味は信仰とも謂えなくはないなっ！無趣味ほど勿体無い人生はない。到達点や完成点に近付くのは数多くの修練が必要だが、
その過程ですらも心の支えであり信仰でもあるに違いない。オイラは多趣味だから、やはり様々に信仰がある訳である。