へんな洋食屋カフェ

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実は、収穫しなかったが思わず欲しくなる革靴を発見した。赤レンガ倉庫内のハルタ靴店でピカピカのガラス磨きされたウォーキングシューズである。目利きのオイラがコードバン(馬のお尻の鞣し革革)と見間違う光沢の革靴で手に取った程である。18000円だが、コードバンの革靴にしては安いので店員さんに尋ねると牛革のガラス磨き仕上げとの事で手から放した。皮革製品は大好きだが、中でもコードバンには目がない位に大好きである。ヌメ革もグローブレザーも好きである。しかしながらバッグ類は如何にせよ皮革製のバッグはそれ自体が重いので最近は一部皮革製のバッグを愛用している。留め具部分や縁取り部分だけが皮革製ならば重くはないのでカメラバッグに改造して使っている。靴と財布類は皮革製品に拘るなっー！履きやすさや質感、持ち、蒸れない、疲れない、頑丈さが気に入って長年使っている。シガレットケースなんかは皮革製品を幾つも持っています。セレクトショップでは、新品の皮革製品も数多く陳列されているので見学は楽しい訳ですなっ
！最後に鎌倉街道沿いのチャラくないちゃんとした古着屋(古着屋にちゃんとしたというのはナンだが)にも立ち寄り見学したが発掘無しであった。

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伊勢佐木町商店街には四軒の行き着けセレクトショップ(リサイクルショップだが)が存在するので一通りはパトロールというか地回りというか定期訪問をして行く。最初の古着屋は先程に売春斡旋業の女性逃れに入店したが、二軒目のセレクトショップでは幾度と無く発掘品を掘り出しているので念入りに見学する。三軒目はたまーに発掘品が有るが今日は発掘無し。四軒目は一月前に皮革製のバッグ、二つ折り財布、小銭入れ、トレーナーを発掘したので念入りに見学だ。鼈甲製のバックルはとても気になるが高いっ！桐箱入りの新品で浅草ならば四万円は下らない品物だが、ちょっと年寄臭い訳ですなっ！で、今日も見学のみで店を後にする。伊勢佐木町商店街の四丁目～七丁目の間は古本屋が多く、中には木版画なんかを扱う古書店も在って一応パトロールはする。半年前の雑誌なんかも中々面白いモンであるからたまーには買ってみるが本は何しろ重いので今日は発掘しないで一路、自宅へ向かう。自宅近所の鎌倉街道沿いにも二軒のセレクトショップが在るので一応は見学す
る。収穫無し。つまり、今日の散財は行きの交通費220円と昼マックでの532円の752円の大旅行だった訳ですなっ！

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帰途の万国橋ではナニやらドラマ撮影をしていて黒山の人だかりであるが、オイラは万国橋傍らのプー太郎の昼寝の撮影で忙しいっ！気付かれないようにプー太郎の頭上方面に回り込んで荷車いっぱいの所帯道具をかわしながら新聞紙にくるまったプー太郎の昼寝風情を撮影する。三年以上は湯に浸かってはいないであろう山奥の羊の様相の固まった髪の毛は凄まじいなっー！何枚も着重ねた上着もヒマラヤ探検家な様相である。所帯道具の荷車には何があれ程に積んであるのだろうか？水筒や替えの靴なんかもぶる提げている。うーん、毛布も見えるが其の下には何処から拾ったのか？羽毛蒲団も積まれている。プー太郎さんも今や羽毛蒲団に毛布である。豊かなプー太郎なんだなっ！プー太郎さんも四五枚撮影し万国橋から馬車道へと抜ければ関内～伊勢佐木町商店街である。賑やかな商店街だが、外国人もかなり沢山居て様々な言葉が聞こえる。伊勢佐木町二丁目の一服場所で煙草に火を点けるとカタコトの日本語で如何わしい女性が「お茶でもどぅ？」と声を掛けてきた。これはヤバいっ！
早々に煙草の火を消して近くの古着屋へ飛び込む。売春若しくは売春斡旋業の女に違いない。あんなのに引っ掛かったら、検挙、逮捕、留置、離婚、家庭崩壊、一家離散、放浪、生活保護、荷車曳き、万国橋たもと生活、段ボール家屋製作、住所不明、戸籍抹消の段取りをたどる事になろう。古着屋の中から如何わしい女性を観ているとトロそうな親父が腕を組まれてイソイソと路地裏へ向かった。

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そんな事が起こるとは思えないが、マッ話である。其の道行きで知り合ったご仁はデジカメのCanon70Ｄに長玉(望遠ズームレンズ)を提げていた。オイラと鉢合わせに為り道を譲り合う間にお互いがCanon製のデジカメを使用しているので会話となったのである。オイラのは戴きモンの三世代前の40Ｄと50Ｄであるが、其のご仁はドゥだっ！をせずに話し掛けてくれた。70ＤはCanonのAPS-Cでは最新鋭のデジカメで、以前に使っていたレンズではボディの性能に追い付かないのでレンズも新調したとの事である。住まいはへんな洋食屋カフェの直ぐ近くなので使わなくなった機材をくれるとまで話に為った。実現はいつかは判らないがへんな洋食屋カフェの事も知っていた。届くかなっー？楽しみだなぁ！実現したらトンでもない出会いである。別れて昼マックで一服をしテラス席で観光客を眺めながら銀杏の紅葉ともふれあう。ふれあうとは、テラス席に銀杏の葉が落葉となって降ってくるのである。ギターが有れば、名曲「枯葉」の演奏
だ。山下公園からは鉄道道を歩いて久しぶりに赤レンガ倉庫のショッピングモールを見学する。発掘はしなかったが、気になったのは家賃はどの程度なのか？開業当初から残るショップは何軒在るのか？と露骨な商売人根性の考えである。居並ぶ観光客も買い物袋は持っていない。つまり、皆さん見学しているのである。景気は良いのか？

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宛無の路線バスで「港の見える丘公園」前で下車する。快晴なので人手も沢山居る、趣味の絵描きさん達も沢山居る。絵に比べたら写真なんかは恥ずかしいなっー！芸術の端くれと言えば端くれだかんな。絵画のごとき芸術性に増して創造的な文化とはちょっと違う訳である。港の見える丘公園から、普段は降りない長い階段を降りて通称「ハモニカ横丁」へ出る。その昔は、港湾作業従事者の住まいがハモニカの様に細い路地裏に二段並んでいた地名の名残である。名残というだけに今は長屋は全く無く、新築の家々が建ち並ぶ綺麗な町だ。ハモニカ横丁長屋を抜ければ埠頭である。直ぐ脇には釣り船を営む釣り宿がズラリと並んでいるが大都会の傍らに今も残る文化遺産であり趣味遺産だから末長く在り続けて欲しい。山下埠頭も一回りと思ったが警察が検問を張っていて何だか物々しくデジカメ二台持ち込みを咎められそうなので今日は埠頭には入らず「波止場食堂」へも行けない訳ですなっ！山下公園へ出ると遠足らしき高校生が沢山屯している。流石、大観光地である。カメラをぶる提げ
た方々も数多く徘徊しているなっ！公衆トイレの出口で趣味人と会話となった。

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宛も無く近所のバス停で路線バスを待つ。このバス停は市営バス11系統の路線バスでJR保土ヶ谷駅前から南区の中心を抜け、区内の南側尾根を駆け上がり中区の山手を抜け、山下町へ下りて官庁街を通りJR桜木町の終点へ向かう路線である。尾根を上がれば何処で降りても徘徊撮影に適した地域を走る。で、宛も無くとは言うものの途中下車して其処から徘徊を始めて自宅までの健康管理と世間見聞、路地裏徘徊撮影、セレクトショップ見学の宛無旅行と踏み切った訳ですなっ！今までは迷ったら(徘徊撮影に)鎌倉であったが何せ鎌倉迄の往復交通費は高い。だからと言って今日は寒いのでバイクもツラい。そんなこんなで路線バス旅行にした次第である。先週は、疲れが出てきて一日中家でゴロゴロしていたが、先日に入手したメッセンジャーバッグのカメラ用途試験も兼ねて、又やはり先日に入手した二つ折り財布と小銭入れの調子も試したい訳である。供に皮革製のブツなのでカメラを二台詰めての重さとか財布は二つ折りを使った経験がないので使い勝手の
調子を試したいのである。寒い朝だがバラクーダ(スイングトップのブルゾン)の下は半袖のポロシャツに黄八丈のベストで出掛ける。入手したメッセンジャーバッグはブリティッシュローズ(エンジ色)で愛用のバラクーダと同色だから色合い試しも兼ねているンだなっ！

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最近、昔懐かしいヒット曲が頭を過る。して、ギター編曲には興味は無かったのだが続けざまにソロ編曲をして三曲が完結したが、更に一曲出た。うーん、折角だからやってみっかっ！と音を採取し始めるとゾロゾロと出てきてその曲のアタリが付いたのである。コードも供に出たので此れは一気に仕上げるつもりに為った。名曲「別れの朝」である。ペドロ&カプリシャスが日本語版で大ヒットさせたのはもう40年位前であろうか？此の曲が今、オイラに降りた切っ掛けは暇潰しに余りの珈琲を飲んでいる内に居眠りとなり小一時間、我に還り珈琲カップの冷めた珈琲を飲み干した瞬間であった。歌詞では「別れの朝～二人は～冷めた紅茶～飲み干し～」と始まるのだが、そのフレーズが冷めた珈琲でヒントを得た訳である。普段、オイラが編曲する切っ掛けは曲奏つまりメロディーで来るのだが今回は歌詞であった。しかしながら、確か中学生な頃にヒットした名曲を今更ながら55歳で演奏しようとはつくづくオイラは後れ馳せながらなのである。あの頃あの時には既にギタ
ーを手にしていたがクラシコの猛練習にしごかれサッカーでしごかれ、高校受験勉強に追われていた訳ですなっ！40年とは此れ、考古学的編曲である。

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へんな洋食屋カフェの閉店時間はゲスト(お客さん)が居なければ７時頃にラストオーダーでそのまま閉店である。気付きましたか？(頃)なんです。看板にもちゃんと営業時間10時30分頃～19時頃と書いてあります。で、今夜はブランド品買い取り屋へ出掛ける為に６時50分に閉店し直ぐ様と買い取り屋へ向かう。何しろ買い取り屋は７時閉店だからである。今朝の新聞織り込みで先日とは異なる買い取り屋の広告が入っていたので出掛ける。先日伺った買い取り屋の倍の価格で買い取りをしてくれたのには驚いたなっー！其の買い取り屋は販売ショップも持っていたので査定時間に物色しているとカメラを二台詰めて徘徊するのに適したメッセンジャーバッグを発掘する。価格は1000円で好みのエンジ色、素材は人工皮革だから防水、イギリス国境のマーク入、肩パット付でブランド品ではないので1000円均一のワゴンの中でひっくり返って寝ていたのを発掘した。大発掘である。倍の価格で買い取りしてくれた感謝の気持ちも増し
て中古バッグだが綺麗だったのでお土産とした。ブランドバッグ二個をノーブランドバッグ一個と交換して7000円も戴いて来た訳である。頃閉店が効をそうした訳である。

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テレビ放送を観たお客さんでギターもやる方が来店し店頭に張り紙している「ギター教授」の看板が気になって会話となる。オイラも名刺代わりに数曲を頭出しで弾かして貰う。なんとなくオイラの演奏スタイルに興味を抱いたのか習ってみたいとの事となったが先ずはスタートの前に、スタートラインの前に、準備の前に楽器を持ってきて戴いて構えをみたいのである。あまりにも初歩的な弾き様であればギター教室へ通われた方が良いからである。何しろ、オイラの教授は一時間3000円だから無駄にして貰っては申し訳ない訳ですなっ！今までも数十人が意気込んで来てはくれたがあまりにも初歩なので随分とお金・時間を無駄にさせてしまった経験があるので意気む前に腕前と音楽理論の熟知度を拝見したいのである。如何に簡単な曲でもギター完結演奏を修得するには技術・理論・応用が伴わないとモノには為りません。その後の意を決するまでの期間を大切にしたい訳である。

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昨日の駅前ブランド品買い取り屋ではちょっと嫌な想いを溜めて帰宅したが、今朝の新聞織り込みで別の買い取り屋の広告が入っていたので問い合わせしてみると、かなり詳しい方でLOUIS VUITTONの金具のくすみは真鍮の経年変化だから磨けばピカピカに為りますよっ！だが、それはお客さん側で磨いて持ち込んで下さいとの事。そりゃそーだ、店側で磨きをしたらその分は手間だから買い取り額に響く訳である。とマァ、中々親切に高価買い取られ方法を伝授してくれた。早速、暇潰し対策に金属磨き剤で擦るとモノの見事にピカピカとなった。オマケにチラシを持参したら買い取り額に５％上乗せとなりますなぁんて謂うもんだか一度、ゴミ箱に棄てているチラシを拾い出して圧しをして延ばしている最中である。例の娘も今日には退院してくるので買い取り額に因るが入院費の足しに為るか又は退院祝いのケーキ程かは判らないが整理整頓の証とも為るであろう。LOUIS VUITTONのトランクの錠前(本体はだいぶ前に壊れ、修理に15万円掛かるといわれたので廃棄し
た)二個は持ち込んでも数百円との事なのでオイラ自身で使用するつもりでいる。今晩は帰宅後に昨日の続きの小物箪笥二段目から行うのだが、なんで自室に隠り扉を閉めて行うのだろうか？