へんな洋食屋

一曲でた。ダウンビートのジャズである。これ、大分以前にメロディが出ていたのだが色々様々とリズムを付け、和音を加えていたがピンッ！と来ないでそのまま温存していた曲だが、最近は店内でも頂いたジャズのCDをかけ聴いている内にちょっとスウィングさせて弾いてみた処、しっくりと合って一気にジャズコードを添えてマァ、モノに出来そうである。曲造りと言う程の事でもないし、産みの苦しみなんて無いオイラの作曲だが大概が夕方以降に閃きそのまま和音を着けるのでマイナーな曲に為りがちだ。只、救いなのがスウィングやボサノバ等の弾む調子に乗せる為に軽快な曲に仕上がる訳である。これ、作風というか流儀なのであろう。つまり「家元」、御家流なのである。作風、これはその人と成りであり、培った今までの色々様々な環境や見聞からの蓄積の煮詰まりの今の表現である。もう50歳だから、此より先での創作は「煮こごり」であるかも知れない。嫌々っ、これからも色々様々を放り込んで煮炊きし煮詰めて「旨味成分」の抽出をしなければ。洋食料理の「
デミグラスソース」に似ているなぁ！
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