へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋カフェ

2015-03-25 08:52:47 | Weblog
classico-nova-k@docomo.ne.jp 0457120525 09040259080
モノ造りの師匠である親方と店の客席の補修・修理に取り組む。親子共々がモノ造りの趣味、職業を長年続けているのでお手のものではあるが何しろ店の休日に一気に20席の修理をするのは嫌である。で、毎日一脚づつを行う。親方は今は御輿の修理も鍍金の段階で燕市の鍍金工場に外注しているから暇なのである。椅子の修理でオイラが出来ないのが縄のくくり方なんだなっ!とにかく体重の架かる椅子の脚の開きを止めるには「止め殺し」という縄の絞め肩があるらしい。これも共に行い教わる事で後世永年に伝わる訳である。へんな洋食屋も創業22年目だから道具類や什器(テーブル・椅子など)も其なりに補修や買い替えも必要に為ってきているのである。椅子の修理なんかは業者に出せば一脚5000円以上は掛かるし、しかも修理期間は営業に差し障る。更に相手は職人だから「ヤッテヤルヨっ!」という感じが大きく高い金額(20脚だから10万円)払ってどっちが客だか判らない対応されたのでは敵わないから自分達で修理する事に踏み切
ったのである。親方は町鳶から時計屋を継ぎ、その後、飲食店に転向し今では84歳だが御神輿の分解新品仕上げを糧にしているので職人系の職業人である。だから、縄の結び方なんかは何十種類も知っていて用途に応じた結びで解決するンだなっ!今回の「止め殺し結」「絞め殺し結」は初めて教わる訳である。

へんな洋食屋カフェ

2015-03-25 08:52:39 | Weblog
classico-nova-k@docomo.ne.jp 0457120525 09040259080
昨夜は、団欒の中で親方が人生論を語った。説教ではなく昭和六年に生誕し戦争を体験し、その後のドサクサも体験し高度成長時代を体験しそんなこんなの中で商売家の家系の在り方や人の道を語ったのである。食後の団欒には必ず隣家の離れからお茶をしに毎晩来てくれるのだが、昨晩は三人の子供達が久しぶりに揃い、其処に親方が毎晩の一服なのだが長男が仕事の話をし始めたところで自分の同時に当て嵌めた話やオイラの同年代の頃の話となった訳である。懐かしい時代の話だ。同時は家業も時計店から飲食店に商売替えをした頃で親子共々で朝から深夜までがむしゃらに働いていた。食事なんかは立って食べていたくらいである。客層も役人から非社会的な方々まで幅広かったのでそれはそれで緊張の連続だった。そんな中で心癒されていたのがギターだった訳である。マッとにもかくにも、三世代同居というのは堅苦しい場合も有るし年がら年中、見張られてもいるのだが商売家として代々伝えられている家訓(大袈裟だが)とかシキタリなんかを年代に応じて事有る毎に親
子夫婦から説されている訳である。