へんな洋食屋カフェ

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雨降りの撮影と言えば、映画監督の黒澤明さんだなっ！どしゃ降りの状態を放水車で作り道も泥沼の様に仕立てての時代劇撮影をするが、オイラもあーしたどしゃ降り状態の街撮りをしてみたいモンである。雨合羽は当然だろう、カメラの雨合羽も当然だろう、タオルも何枚も必要だなっ！機材の蒸れも困る。で、どしゃ降りの山や海ではなくすぐそこいらのご近所の日常をどしゃ降りの非日常にして撮影したい訳。通常、どしゃ降りなんかは観ているが撮影となると中々しない。どしゃ降りの路地裏なんかいいなっー！どしゃ降りの一軒家惣菜店もいいなっー！どしゃ降りの駄菓子屋もいいなっー！しかしながらカメラを水濡れで壊すのは惜しい。デジカメは精密電気製品だかんね、だからと言って完全防水のデジカメは普段使いには防水のシェルター分でかいから物々しいンだなっ！本来ならばどしゃ降りの日に路地裏のお宅の一室を借りきり撮影出来れば良い訳である。軒下から路地裏のどしゃ降りの縁側やトヨからから溢れ出る雨水、ずぶ濡れの洗濯物、排水溝に入りきらない露地の雨水な
んか撮りたいなっー！

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どうしようもない雨降りですなっ！せっかくの休日だが、起床前からしとしとと降っていて出掛ける気にも為らないので再び寝る。再起床は昼の11時であるがしとしとから本降りの様相である。実は、こんな天から真っ直ぐに一目散に落ちる雨降りの情景を写真に収めたいと幾度も出掛けたが雨粒がカメラに掛かるのが気になって撮影どころではなく出掛ける度に喫茶店入りの連続であった。何せ一番気になってしまうのがレンズに着く雨粒なんだなっ！で、仕方なく読書しながら再々床入りし再々起床すれば庭はザァザァ降りであった。マァ出掛けずで善しっ！と割り切れた訳である。これ程の1日中雨降りならば例えへんな洋食屋カフェの営業日でも大暇な筈であり暇潰しに苦慮するのも予測出来る。体やすめには丁度良い雨降りと謂える。なぁんてオイラも人間がデキテ来たなっー！受け止める精神だな、アリのままを変えず自らの心の動きを受け止めて変えれば良い訳である。