そして、歴史とは時の流れではなく、人間の生活・欲望から築かれた事実だとも理解した。欲望がなければ様々な出来事は起こらないが、評価に値する事柄ばかりが文書として残るのであって、殆んどの庶民の実生活はナカナカ残っていない。そんな過去の営みの中にも勿論「ふさわしき」は存在している筈。だが、オイラはそんな総大に日本史を理解するつもりではなく地域の、生まれ育った南区の歴史を足で理解したい。自分なりに「ふさわしき」歴史ですなっ！只ねっ！地域は繋がっているから、全国も繋がっているからどうしても関連するんです。
昨日、長老のお客さんと日本史対決をしました。対決と言っても喧嘩ではありません。対談です。オイラは、大体に歴史物が好きで毎夜寝る前に必ず歴史物の本を読みながら沈みます。もう十五年も続いていますので、しかも千冊以上読みましたから自慢ですがかなり詳しいです。ところが、持論が無い。それは、文献に因る知識であって実際に見たり時代考証に現場に行ったりして調べていないからです。だから、様々な筆者の説を読み、神経衰弱の如く読み合わせる事を信条にし楽しみにして結論を急ぎません。学問にこだわりませから歓談が楽です。