話がアチコチへ散らばりましたが、散文だから許せる。部屋の散らかり具合も民俗学の一貫、それもその人の流儀、下手をするとその家の流儀、つまり家風。その家の吹く風というか風流、だから他人にトヤカク言われる筋合いは無い！イャッ、オイラの部屋は整っていますよっ！散らかりも風流だったのかー、風流だから風情、つまり叙情。叙情は、散らかった家の中にも存在する。人間生活の人間模様の人間交差点にも風流が有る、何か破れ被れだが…有るっ！その散らかった、イャ、整った、イャ、風情ある部屋からの障子越しの曙は、本当の叙情。
では、部屋を散らかすのも叙情かっ？と言えばそうかも知れない。落ち着く、そんな人います。でも、意を決して整理整頓ーやはり落ち着く、また自然と散らかるー落ち着く。歩みを散らす、しかし帰宅後、頭脳で歩いた経路を整理する。文を散らす、だけど起承転結にてまとめ結ぶ。結局、散らすーまとめる、開閉を繰り返して心の運動、それにて情けを得る。習得する。叙情じゃないですかー！理屈を言えば、何か起こす前に情報を集め、文献を調べ、歩き回り、訪ね、集め情報を取り捨てし傾向と対策、整理整頓、実行。その叙情的過程が楽しいっ！