今日は憲法記念日。第2次世界大戦の苦い教訓から生みだされた世界に誇る日本国憲法が施行され65周年を迎えた。
国民主権・戦争放棄・基本的人権の尊重など、優れた内容を持っている。しかし、その優れた憲法があっても、それを「不断の努力」で実践してこそ生きた憲法となる。自民党はじめ、各党は必死になって改憲しようとしているが、その前に先ずは日本国憲法の実践をすることが先ではないだろうか！？
それどころか、「解釈憲法」で軍隊を持ち更に何としても実践できるものにしていこうとしているが、国民の力でそれを止めている。
憲法25条の「生存権」は、国の力で崩されようとしている。労働者派遣法により、働き、生きる喜びや家族とともに生活する権利までも奪ってきている。若者の二人に一人が非正規労働を強いられ、彼らの未来までも奪っている。
更には「社会保障と税の一体改革」で、多くの国民、中でも収入の少ない人々の生活を脅かす、正に憲法25条の精神に挑戦しようとしている。
改めて憲法記念日の今日、日々の生活や「少子高齢社会」が実は国によって生みだされたものであることを再認識する日となった。
午前中は一人で、昼からは、長尾議員とともに市内各地を回って「憲法記念日にあたっての私たちの考え」を訴えた。