2010年3月10日（水）午前9時30分から始まった上野台中学校の卒業式。
先週までの暖かい日和が今日は昨日に続いて真冬に戻った冬の卒業式となりました。
113名の若者が美しい涙を浮かべて巣立っていきました。
年々涙腺が緩んできているのがはっきりわかる！卒業生の歌う「旅立ちの日に」（白い光の中に 山なみは萌えて・・・・） を途中まで聞いていて、徐々に目の前の光景に霞がかかってきました。暫くして、うたっている前列の女学生の一人が口に手を当て、うつむいている。それを見て再び涙があふれ出す。
何度見ても、この涙はいい！純粋で感激の涙です！
どうか、今日の日をいつまでも忘れないで大空へ思いっきり旅立ってください
それにしても、今の日本は異常だ！高校・大学を卒業してもまともに就職できない。社会人として正に、人生の大きな第一歩を踏み出そうとしているのに、その瞬間から深い谷底に突き落としてしまう社会。
工業高校でロボット研究をし、全国大会にも卒業間近まで出場して頑張っていたのに、学校は最後まで就職の世話をしてくれない。卒業式を目前に控え、焦りの中でやっとアルバイトが見つかったのに、わずかなミスであっさり1カ月で解雇。こんなことが許されるのでしょうか
若者が未来に展望を持てない、一方でこれまで巨額の富を得、蓄え続けてきた大企業は働く人々を低賃金で働かせ、税金の面でも様々な優遇税制（減税）を受け、その大企業の応援を続けてきた自民党、公明党。昨年の総選挙で期待された民主党は、まともに働く人の立場に立とうとせず、それどころか大企業擁護の立場に立っている。これでは展望が持てないのも当然。
今こそ真に若者の目が輝ける社会を一緒に作っていきましょう！日本共産党と共に